オンライン英会話が気になるけど、ただ受けるだけで上達するの?
オンライン英会話やってみたけど、受け方が合ってるか分からない。
英会話が上達する受け方ってある?
残念ながら、ただレッスンを受けてるだけでは英会話は上達しないんです。
そこで今回は、初心者の方向けにオンライン英会話の効果的な受け方をまとめました。
- オンライン英会話レッスンの目的
- 予習・復習でやるべきこと
- 英会話力アップにつながるレッスンの受け方
- レッスンを継続させるためのコツ
2年間1,000レッスン以上の経験からまとめました。
私も最初は教材選びに迷いましたし、不完全燃焼のレッスンも多かったです。試行錯誤を繰り返しながらレッスンを続けてきました。
おかげで今は講師に左右されず自分らしくレッスンを受けることができています。
単語をぽつぽつとしか言えなかったスピーキングも上達し、文章で話せるようになりました。会話のテンポも良くなりました。
この記事を読むと、英会話力を中級レベルに押し上げるオンライン英会話レッスンの受け方が分かります。
ぜひ最後までご覧ください。
レッスン前後のインプットが大事
オンライン英会話を効果的に受けるには、レッスン以外の時間も大事。
- レッスンはアウトプットの場
- インプットはレッスン以外の時間に
25分のレッスン時間は、アウトプットに徹しましょう。
忙しい大人世代は時間も限られていますよね。そこで要領よく予習・復習するポイントをご紹介します。
予習でやるべきこと
つぶせる疑問点をあらかじめクリアにしておく
分からないことがあれば、英語での質問文も準備しておきましょう。
日本語訳を読んでおく
テキストに日本語訳が書いてある場合は、全部読んでおきましょう。
例えば、洋画や海外ドラマを見るのに、あらすじ知らないし、字幕もなしで見ると雰囲気しか理解できないですよね。
内容が分かっているかいないかでは、レッスン中の理解度に雲泥の差があります。
レッスン中に日本語訳を読んでいると、講師の英語を聞く方に集中できなくなりますので、テキストの内容はざっと目を通しておきましょう。
穴埋め問題などエクササイズを解いておく
問題はあらかじめ解いておき、レッスン中の沈黙になる時間を減らします。
レッスン中は、テキストから目を離し文字を見ずに答えるようにするとスピーキング力がさらにアップしますよ。
復習でやるべきこと
・記憶の定着
・あやふやなことを減らす
レッスン受けっぱなしだとすぐ忘れちゃいます。脳のシワにしっかり刻み込むための復習をしましょう。
テキストを読み返す
できれば声に出し、シチュエーションを思い描き、感情を込め、俳優になったぐらいの気持ちで読み返しましょう。
テキスト内の単語や文章をいくつか選んで、次のレッスンで使うと記憶定着にさらに効果的です。
チャットボックスを見返す
講師がチャットボックスに入力してくれたことは、自分が言いたかったことを英語化してくれた自分専用の辞書。必ず読み返しましょう。
レッスン中に取ったメモを見返す
レッスン中、良く分からなかった単語・文法はメモしておき、レッスン後にネットや辞書を見て日本語で腑に落としましょう。
「何となく分かった」では実際のスピーキングで自分の口からは出てこないです。
以上が、予習・復習でやるべきインプットでした。
英語の勉強方法が分からない方や予習・復習が苦手な方には、kimini英会話 がおすすめです。
予習・復習用の自習教材やアプリが用意されているので、何を勉強すればいいか迷わずに済みます。
オンライン英会話レッスンの効果的な受け方
ここからはレッスンを充実させるためのポイントです。
1つずつ解説していきます。
レベルと目的に合った教材を選ぶ
オンライン英会話は価格と引き換えに、レッスン計画を自分で立てる必要があります。
レッスン計画とは、教材選びとその組み合わせのことです。
例えば、スポーツジムだと、
ライザップのようなパーソナルジムは、担当が付いて運動メニューを考え管理もしてくれますが、その分の費用が高い。
一方、チョコザップのようなセルフサービスタイプは、安い代わりにマシンが置いてあるだけ。
オンライン英会話は後者です。レッスンメニューを自分で組み立てなければなりません。
教材は、自分のレベルと学習段階に適したトレーニングを選ぶのがポイント。
マラソン初心者が練習初日にいきなり10km走ると足を痛めるのと同じように、練習量や内容は段階的に合わせて調整していく必要があります。
以下の記事では、英語レベルの超初級・初級・中級別にどの教材を受けると良いかを解説しています。DMM英会話の教材紹介ですが、教材の選び方やトレーニングの目的は共通した考え方ですので、気になる方は参考にしてみてください。
講師を見る目を養う
誰から教えてもらうかは自分のメンタルにも影響し、さらには英語の上達度にも関係します。
だから講師選びは大事です。
どこのオンライン英会話でも講師のスキルに差はあります。
最初の頃は残念な講師に当たる確率も高いかもしれません。ですが、どの点が残念か情報収集になると思って、とにかくいろんな講師とレッスンして講師選びの目を養いましょう。
自分に合う講師が多ければ多いほど、講師のスケジュールに左右されずレッスンを受けられるようになり、時間の自由度も広がります。
たくさん受けてお気に入り講師をどんどん増やしましょう。
慣れてくると最初の5分でリピする/しないが決められるようになります。
講師の見分けポイント
聞き上手なんだけど口を挟むタイミングも絶妙な人とお話しすると気分が良いですよね。講師もそんな人を探しましょう。
逆に、残念ながら、英語でおしゃべりをするのが英会話レッスンだと思ってる講師もいます。
当たり前ですが「英語を教えてくれる」講師を探しましょう。
もちろん、生理的・性格的な相性も大事ですので、自分の直感は大事にしてくださいね。
間違えることが良い
「あっそれ!言いたかったやつ!」とハッとした瞬間が記憶に残りやすいです。
正しい英語で話そうと努力するのは良いことですが、意識し過ぎて口数が減るのは本末転倒。考えすぎず、どんどん話してどんどん間違って、講師に訂正してもらいましょう。
知ったかぶりをしない・質問する
講師の英語が聞き取れていないのに「Yes」「Ah-ha」と微笑んで分かったふりをする。
初期の私です。
これをやっていいのは嫌いな人の話を聞き流すときだけ。
英語のシャワーを浴びてるだけでリスニングは上達しません!
その場をやり過ごすのは、英会話の上達につながらないためご法度です。
聞き役にならない・自分が話す
レッスンを重ねていると、スラスラ話せない自分に自信がなくなってきて話す気力が落ちることがあります。
そんな時つい講師に、
How about you?
逃げちゃダメ!
講師の英語を聞くことも「リスニング練習だ」と言い訳してレッスンをした気分になっても、英会話は上達しません。
レッスンでは下手でも間違っても自分が話す時間が多くなるよう心がけましょう。
レッスンを続けるために
「練習は多ければ多いほど良い」のはスポーツでも楽器でも同じですね。とにかく続けることが大事です。
でもそれが一番むずかしい。
英会話レッスンを続けるコツは2つ。
サボってもいいことにする
たまには堂々とサボりましょう。
たくさん練習するのは良いことですが、質の良い練習をたくさんするのが大事です。
イヤイヤで受けるレッスンは楽しくないですし、かといってサボっていると思うと罪悪感を感じてくつろげません。
なので、体調が悪い日や、気分が乗らない日は「サボる!休む!」と決めて、堂々と英語から離れましょう。
ダイエットでいう「チートデイ」ですね。
あえて、甘いモノやジャンクフードを食べてもいい日を自分の意志で作る。
たまには自分の意志で自分を甘やかし、ストレスをためないよう上手く発散させると、また自分の意志でやる気になれます。
レベルチェックを受ける
自分の感情だけで英語レベルを判断せず、レベルチェックで客観的に判定してもらいましょう。
レッスンを続けていると、自分の感覚で上達している/していないを日々感じるはず。
その感覚が合っているかどうかの答え合わせに、時々レベルチェックを受けるのがおすすめです。
テストの結果が、思ったより良かった/良くなかったから感じる嬉しさや悔しさが次のレッスンへの原動力にもなります。
テストでは長所・短所も分かりますから学習目標もできます。
AI判定や面接形式など、方法は違えどほとんどのオンライン英会話でレベルチェックが用意されていますので活用しましょう。
まとめ
初心者の方に効果的なオンライン英会話の受け方をご紹介しました。
最後まとめます。
- レッスンはアウトプットの場
- インプットはレッスン以外の時間に
- テキストの日本語訳を読んでおく
- エクササイズの問題を解いておく
- 質問があれば聞くための英文を用意しておく
- テキストを見返す
- チャットボックスを見返す
- レッスン中に取ったメモを見返し辞書で調べる
- レベルと目的に合った教材を選ぶ
- 講師を見る目を養う
- 間違えることが良い
- 知ったかぶりをせず質問する
- 聞き役にならず自分が話す
- あえてサボる日を作る
- レベルチェックを受ける
予習・復習・レッスン、それぞれの役割と質を意識しながら続ければ、誰でも英会話力は向上します。
レッスンは積極的な姿勢で受け、たくさん間違って、たくさん訂正してもらって、たくさん質問しましょう。
講師も意欲のある生徒が大好物。生徒のやる気を感じれば講師もノッて内容が濃くなります。
この記事が英会話力アップのお役に立てばうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。