NHKラジオ英語番組『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』
2024年7月30日(火)放送分
2025年2月4日(火)再放送
ショート・コメディ
「Rickshaw -人力車-」
「Capsule Toy -カプセルトイ-」
全文和訳してみました。
英語学習の参考にしてくださっている方もおられますので、直訳寄りにしております。
- 直訳8割、意訳2割を意識しています
- 巻末のword listの訳をできるだけ使用しています
- 英語の語順になるべく沿わせています
- 意訳は私なりの解釈です
- 極端に意訳した部分は直訳文も記載しました
森崎ウィンさんのオープニングとエンディングトークも、書き起こししています。
お役に立てれば幸いです。
テキストには英文スクリプトのみ掲載されています。
オープニング 森崎ウィンさんのトーク
It’s time for Enjoy Simple English.
森崎ウィンです。
毎週火曜日は、短編のショートコメディ「Comedy Sketches」
今日は「Rickshaw」人力車で起きる珍事件と、「Capsule Toy」の2話です。
それでは、Let’s listen together!
Rickshaw -人力車-
こちらの日本語訳は、放送時の会話のテンポに合わせ、日本語らしく主語の省略や戻り訳などをしています。
Rickshaw Driver: 快適ですか?
道があまりデコボコでなければいいのですが。
Customer: 大丈夫ですよ。
Rickshaw Driver: よかった!
もうすぐ左手に東京スカイツリーが見えますよ。
Customer: わあ!
以前に見たことがありますが、人力車から見ると違った感じですね。
本当に素晴らしいです。
Rickshaw Driver: よかったです!
ああ…
Customer: 大丈夫ですか?
Rickshaw Driver: お腹が…今朝から調子が悪くて。痛い…。
Customer: 病院に行ったほうがいいですよ!
Rickshaw Driver: それほどひどくはないです。
トイレに行けば、少しは良くなると思います。
Customer: それなら行きましょう。
一番近いトイレはどこかご存知ですか?
Rickshaw Driver: ちょうどあそこの公園に1つあります。
Customer: 分かりました。乗ってください。私がそこまで連れて行きます。
Rickshaw Driver: いいえ、そんなことできません。あなたはお客様ですから。
Customer: 急いでください!緊急事態です。さあ、乗ってください。
Rickshaw Driver: ああ…ありがとうございます。
Customer: どこに行けばいいか教えてください。
Rickshaw Driver: この道を進んでください。
Customer: どれくらいの距離を?
Rickshaw Driver: 約100メートルです。
Customer: 分かりました。それからどうすれば?
Rickshaw Driver: あの信号で左に曲がってください。
Customer: わかりました。今曲がります。
必ず両横をつかんでください。落ちないように。
Rickshaw Driver: それから、その道の突き当たりに来たら、右に曲がってください。
Customer: よし、公園が見えました!
スピードを上げますので、しっかりつかまって!
着きました!
Rickshaw Driver: ふう。ありがとうございました。
料金はおいくらですか?
Customer: え?
Capsule Toy -カプセルトイ-
こちらの日本語訳は、放送時の会話のテンポに合わせ、日本語らしく主語の省略や戻り訳などをしています。
Person 1: 私、確かにあなたから聞いたわよね?
本当に、夕食でお寿司を私におごってくれるの?
Person 2: ええ、もちろんよ。
Person 1: すごく嬉しい!お寿司大好きなの!これ見て。
Person 2: それは、エビのお寿司のキーホルダー?
Person 1: そう!かわいいでしょう?カプセルトイなの。
Person 2: 本当に高品質ね、思ったより良いわ。
Person 1: いいこと思いついた!
カプセルトイのお店に行こうよ、食事に行く前に。
Person 2: いいわよ。
Person 2: ここがカプセルトイのお店なのね。
すごくたくさんの機械があるわ!
Person 1: 初めて?ワクワクするでしょ?
日本中にこんなお店が、ものすごくたくさんあるのよ。
観光客にも大人気よ。
Person 2: 理由がわかる気がするわ。
Person 1: これが私のお気に入りの機械よ。
お寿司で満杯なの。
エビのお寿司は大好きだけど、夢はマグロを手に入れることなの。
どうしても欲しいんだけど、全然出てこないのよ。
Person 2: わかった。私が取ってあげる。
ずっとこれをやってみたかったの。
ああ、エビだわ。
Person 1: 私はすでに1つ持ってるから、それはあなたが持っておいて。
Person 2: きっと2回目は手に入れられるわ。
タコ?
もう1回。
もう!ウナギだわ!
ちょっとだけ待って、今度こそ出てくるから。
違う、マグロを待ってるの!
もう1回!
Person 1: えーっと…本物のお寿司のレストランに行かない?
Person 2: まだよ!もう少しだけやらせて!
エンディング 森崎ウィンさんのトーク
カプセルトイ、僕も一瞬ね、集めようと思ったんですよ。
あの、人気アニメのですね、あのほら、子供でメガネかけた探偵の。
あれを1回集めようとしたんですけど、続かなかったです。
“treat” 「おごる」っていう意味もあるんですね。
はい、ぜひみなさん使ってみてください。
それでは、See you tomorrow.