NHKラジオ英語番組『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』
2024年7月10日(水)放送分
2025年1月15日(水)再放送
世界に誇るメイド・イン・ジャパン
「Imitation Crab -かに風味かまぼこ-」
全文和訳してみました。
英語学習の参考にしてくださっている方もおられますので、訳し方が異なる2パターンで日本語訳をしました。
- スラッシュリーディング訳
英文を前から訳す
意味はほぼ直訳
テキスト巻末のWord Listの訳を使用しています - 自然な日本語訳
英文を後ろから訳す(返り読み)
意訳を含み日本語らしい文章
森崎ウィンさんのオープニングとエンディングトークも、書き起こししています。
お役に立てれば幸いです。
テキストには英文スクリプトのみ掲載されています。
オープニング 森崎ウィンさんのトーク
Welcome back to Enjoy Simple English.
森崎ウィンです。
毎週水曜日は「Japan’s Top Inventions」
今回の発明は「Imitation Crab、かに風味かまぼこ」
能登半島にある会社は、1970年代に初めてカニ風味かまぼこを開発し、カニかまブームを巻き起こします。
そして、2000年代に入り、本物よりおいしいカニかまを目指し、開発に乗り出します。
ちなみに、”jellyfish” のことは「クラゲ」
“egg white” は「白身」のことを言います。
早速聞いてみましょう!
Imitation Crab -かに風味かまぼこ
訳し方が異なる2パターンの和訳をしています。
- 放送を聞きながら英語の語順で意味を取りたい場合
→ スラッシュリーディング訳をご覧ください - 物語の全体的内容を理解したい場合
→ 自然な日本語訳バージョンをご覧ください
スラッシュリーディング訳バージョン
英文を前から訳し、意味はほぼ直訳です。
放送を聞きながらや、テキストの英文を読みながら意味が取れるようになっています。
和訳だけを読むと不自然に感じられる部分がありますこと、ご了承くださいませ。
カニ風味かまぼこは愛されています / 人々に / 世界中で。
見ていきましょう / どのようにしてこのおいしい開発品が作られたのか。
1960年代、あるかまぼこ会社は / 石川県の能登半島にある / 作ろうとしていました / 人工クラゲを。
クラゲは人気がありました / 中国料理で / しかし、いつも入手できるわけではありませんでした。
開発者の清田 稔氏は使いました / 卵の白身と海藻を / 作るために / クラゲのような食感を持つものを。
しかし、彼が醤油を注いだとき / それに、それはバラバラになりました。
そしてある日、試食中に、彼は気付きました / 何かに。
「この食感はカニの身のようだ。」
カニの身もまた人気がありました / 日本で、そのため / その会社は決めました / 開発することを / 人工のカニ身を。
清田氏と彼のチームは取りかかりました。
卵の白身と海藻に加えて、彼らは追加しました / 魚のすり身を。
実験した後 / さまざまな種類の出汁を使って、1972年7月、彼らの最初のカニ風味かまぼこが完成しました。
それは棒状ではありませんでした、しかし、細切りでした / 千切りキャベツのように。
その商品は人気になりました / すぐに、そして / この能登にある小さな会社は / 有名になりました。
すぐに、他の会社も作り始めました / 自分たちのバージョンを。
ある会社は自社製品を作りました / 棒の形状で、そしてそれは即座にヒットしました。
その後、いくつかの会社が始めました / カニ風味かまぼこを販売することを / 海外で。
次の30年間に渡り、カニ風味かまぼこは人気であり続けました / 客にとって。
あの会社は / 石川県にある / 感じました / 変化の時が来たと。
2001年7月、CEOは伝えました / 彼の従業員に。
「作りなさい / カニ風味かまぼこを / さらに良い / 本物のカニよりも。」
開発者 / 野田 實という名の / と彼のチームは取りかかりました / すぐに。
彼らの目標は作ることでした / カニ風味かまぼこを / 見えて味もする / まるでズワイガニのような。
数日間、野田氏は本物のカニを茹で、それら(茹でたカニ)を解体し、データを集めました。
カニの身はできています / 繊維の細い束で。
野田氏は発見しました / 本物のカニの身の食感とそっくりにするためには、各繊維が必要とされる / 0.6mmの厚さを。
野田氏は何度も実験しました / 塩の量 / 混ぜる時間 / 魚のすり身の温度を。
何度も試みた後、彼は成功しました。
赤色のために、チームは使いました / トマトと赤パプリカを。
ついに、2004年7月、新しいカニ風味かまぼこが誕生しました。
チームは会いました / スーパーの仕入係と、ですが / 仕入係は思いませんでした / それが特別だと。
チームはアイデアが必要でした、そこで彼らは使いました / 新しいカニ風味かまぼこを / 寿司のトッピングとして。
仕入係がそれを試したとき、彼は言いました。
「おいしいです。本物よりも良いです。」
スーパーで / その商品は / 置かれませんでした / かまぼこと一緒に。
それは置かれました / 刺身や新鮮な魚介類と一緒に。
その会社は作りました / おいしいカニ風味かまぼこを、そして / 彼らはまだ努力してします / それをさらに良くしようと。
自然な日本語訳バージョン
英文を後ろから訳し(返り読み)、意訳も含み日本語らしい文章にしています。
カニ風味かまぼこは世界中の人々に愛されています。どのようにしてこのおいしい開発商品が作られたのか、見てみましょう。
1960年代、石川県能登半島のかまぼこ会社が、人工クラゲを作ろうとしていました。クラゲは中国料理で人気がありましたが、常に手に入るわけではありませんでした。
開発者の清田 稔さんは、卵白と海藻を使ってクラゲのような食感のものを作ろうとしました。しかし、醤油をかけると、それはバラバラになってしまいました。
その後のある日、試食中に彼は何かに気付きました。
「この食感はカニの身のようだ。」
カニの身も日本で人気があったので、会社は人工のカニ身を開発することに決めました。
清田さんと彼のチームは取りかかりました。
卵白と海藻に加え、彼らは魚のすり身を追加しました。
さまざまな種類の出汁を使って実験した後、1972年7月、最初のカニ風味かまぼこが完成しました。
それは棒状ではなく、千切りキャベツのような細切りでした。この商品はすぐに人気となり、この能登の小さな会社は有名になりました。
すぐに他の会社も、自分たちのバージョンを作り始めました。ある会社は棒状の商品を作り、それは即座にヒットしました。
その後、いくつかの会社が、カニ風味かまぼこを海外で販売し始めました。
次の30年間に渡り、カニ風味かまぼこは客の人気を維持し続けました。
石川県のあの会社は、変化の時が来たと感じました。
2001年7月、CEOは従業員に指示しました。
「本物のカニよりもさらに良いカニ風味かまぼこを作りなさい。」
野田 實さんという開発者と彼のチームはすぐに取りかかりました。
彼らの目標は、見た目も味もズワイガニのようなカニ風味かまぼこを作ることでした。
数日間、野田さんは本物のカニを茹でて解体し、データを集めました。
カニの身は細い繊維の束でできています。野田さんは、本物のカニの身の食感とそっくりにするためには、各繊維は0.6mmの厚さが必要だと分かりました。
野田さんは、塩の量、混合時間、魚のすり身の温度について何度も実験しました。何度もテストした後、野田さんは成功しました。
赤く色付けするために、チームはトマトと赤ピーマンを使いました。
ついに、2004年7月、新しいカニ風味かまぼこが誕生しました。
チームはスーパーのバイヤーと会いました、しかしバイヤーはその商品が特別だとは思いませんでした。
チームにはアイデアが必要でした、そこで、新しいカニ風味かまぼこを寿司のトッピングとして使いました。
バイヤーは寿司を試食し、言いました。
「おいしいです。本物のカニより良いです。」
スーパーでは、その商品はかまぼこと一緒に置かれず、刺身や新鮮な魚介類と一緒に置かれました。
その会社はおいしいカニ風味かまぼこを作り、さらに良くしようと今もまだ努力しています。
参考資料
- 和訳にあたり「株式会社スギヨ」のHPを参考にしました。
- 物語で紹介されている「株式会社スギヨ」のカニカマは、下記の商品です。
ストーリーの元となったNHK WORLD JAPANの番組動画は、配信期限が終了しました。
エンディング 森崎ウィンさんのトーク
あー、カニかま食べたい!
これもう絶対、すぐ食べてくださいってことですよね。
時間がない!See you tomorrow!