NHKラジオ英語番組『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』
2026年9月9日(水)放送分
世界の偉人伝
『Donna Strickland』
ドナ・ストリックランド
全文和訳してみました。直訳と意訳の間ぐらいで訳しています。
森崎ウィンさんのオープニングとエンディングトークも、書き起こししています。
お役に立てれば幸いです。
テキストには英文スクリプトのみ掲載されています。
オープニング 森崎ウィンさんのトーク
Enjoy Simple English.
森崎ウィンです。
毎週水曜日は「Heros and Giants、世界の偉人伝」です。
今回は、レーザー技術を開発した「ドナ・ストリックランド」です。
バーコードの読み取りや、医療、美容の分野でも欠かせないレーザーは、どのように開発されたのでしょうか。
“precise” は「正確な、寸分の違いもない」という意味ですよ。
早速、聞いてみましょう。
Donna Strickland「ドナ・ストリックランド」
「レーザー」という言葉を聞くと、思い浮かべるかもしれません、SF映画のシーンやコンサートのカラフルな光を。
実は、レーザーは使われています、私たちの日常生活の中でも。
例えば、お店のバーコードリーダーも、パソコンで使うマウスも、レーザーを使っています。
長い間、レーザーはあまり役に立っていませんでした、ですが、ある人物がこれを変えました。
彼女の名は、ドナ・ストリックランド。
こちらが彼女の物語です。
ストリックランドは生まれました、1959年にカナダで。
彼女は数学と物理が得意でした、そこで、それら(数学と物理)を学ぶことを選びました、大学で。
彼女が知ったとき、レーザーに関するコースがあると、彼女は思いました、
「めっちゃカッコよさそう。
私、(そのコースを)とらなきゃ。」
そして、それら(lasers)を専攻することにしました。
1981年に卒業した後、ストリックランドは研究を続けることを決め、働きました、フランス人物理学者ジェラール・ムルのもとで。
レーザーは生まれました、1960年頃に、科学者たちはすぐに大きな進歩を遂げました、より強力なもの(レーザー)を作ることに。
しかし1968年頃、改良することが困難になり、レーザーはあまり変わりませんでした、約20年間。
ムルは探していました、レーザーをより強力にする方法を。
彼には多くのアイデアがあったため、ストリックランドはたくさんの実験を行いました、テストするために、それら(ムルのアイデア)が機能するかどうかを。
レーザーは難しかったのです、その扱いが。
電気を加えすぎると、より強力になりますが、発火もしました。
ムルのあるアイデアをテストするために、ストリックランドはレーザー波を減速させました、電気を加える前に。
そして、彼女は方法を見つけました、それ(レーザー波)を再び速くする。
新しいレーザー波ははるかに強力でした、熱くなりすぎることなく。
またそれ(新しいレーザー波)は、非常に正確でした。
つまり、光が正確に正しい場所へ行くのです。
(光を正確に狙った場所に当てられる)
そのため、彼女の新しいレーザーは使えるようになりました、目の治療や、スマホのガラスの切断に。
この時期を振り返り、ストリックランドは言いました、
「まさに素晴らしい感覚です、何かを生み出した時は、誰もこれまで作ったことがないものを。
そしてそれが実際に機能すると。」
やがて、他の科学者たちも彼女の手法を使いました、そして現在、レーザーは有用です、これまで以上に。
2018年、ストリックランドは史上3人目の女性となりました、ノーベル物理学賞を受賞した。
多くの人がストリックランドに質問をしました、女性の物理学者であることについて、ですが彼女は言いました、
「私は自身を女性として見ていません、科学においては。
私は自身を科学者として見ています。」
現在、ストリックランドは大学教授となり、レーザーを研究し続けています。
彼女は大学へ入学したときに、レーザーが「カッコいい」と思い、勉強を始めました。
彼女は決して情熱を失いませんでした、そのおかげで、私たちは強力なレーザーを手にしているのです、日常生活をとても便利にしてくれる(強力なレーザーを)。
エンディング 森崎ウィンさんのトーク
今となっては、レーザー技術ってすごく身近じゃないですか。
その開発の裏側、知れて勉強になりました。
See you tomorrow.


