QQEnglishを1ヶ月受けましたので口コミします。
QQEnglishを1ヶ月毎日受講しての
- 感想
- QQEnglishのレッスンが合う人・合わない人
- 講師を受け比べて分かったスキル差
- リピしたい教材
- 感じたデメリット
QQEnglishに入会し、1ヶ月でトータル34レッスン受講しました。教材は一通り、講師もいろんなポイント数で受け比べてみました。
ネイティブキャンプとDMM英会話をメインで受けていた中級者が、QQEnglishに入会してどう感じたのか、ぜひ最後までご覧ください。
感想① QQEnglishの講師は説明が上手い
入会にあたって、一番興味があり期待していたのが、QQEnglishイチオシのセールスポイント「講師の質」
QQEnglishの講師は1,300人全員が正社員。その全員が国際資格の「TESOL」取得を義務付けられています。
TESOLとは
引用元:バンクーバー留学センター
Teaching English to Speakers of Other Languagesの略で、英語を母国語としない人にどのように英語を教えたらいいのかを学ぶ分野のことです。
TESOL自体は資格ではなく、TESOLのコースを修了して得た学位のことを指します。TESOLでは英語が母国語でない人にどのように、英語を教えるかだけでなく、ノンネイティブだからこそ陥りやすい英語学習の弱点や、英語圏に来て不安を抱える生徒のケアなども学びます。
TESOLがすごい資格なのは分かるけど、TESOLを持っていると講師としてどう良いのか?
入会前はこれが疑問でした。肝心なのはTESOLがどう活きているか。
違いはいくつか教材を受けて分かりました。
レッスンでは、ただテキストを読み流すのではなく、
・講師が解説してインプット
・説明を踏まえたエクササイズでアウトプット
このサイクルを回します。
つまり、講師が解説しないことには成り立たないレッスン構成。
ただ会話をするだけではなく、まさに王道の『英語の授業』
このレッスン構成で進めるために講師に必要なのは、英語が分からない人に英語で分かりやすく説明する能力。
何度か文法の質問をしましたが、的確に分かりやすく説明してくれました。
「QQEnglishの講師は教えるプロ」このキャッチフレーズに納得がいきました。
60pt以上の講師はハズレなし
QQEnglishの講師評価はポイント制。
基準が50ポイントで、それより上か下かでスキルが分かります。
ポイントは、ユーザーレビュー・社内評価・勤務状況で評価されていて、昇格だけでなく降格もあり、数ヶ月ごとに講師ポイントが変動します。
- 40ポイント
新人/QQEnglishの基準に満たない - 50ポイント(基準)
ほとんどの講師が該当 - 75ポイント
定評のある一部の講師 - 100ポイント以上
指導する立場のベテラン講師
1ヶ月34レッスンで様々なポイントの講師を受け比べてみました。
講師ポイント | レッスン回数 |
---|---|
40pt | 2回 |
50pt | 17回 |
60pt | 5回 |
70pt | 1回 |
75pt | 1回 |
80pt | 1回 |
90pt | 2回 |
95pt | 1回 |
100pt | 1回 |
110pt | 1回 |
120pt | 1回 |
ポイント制のメリットは、受けてみないと分からないロシアンルーレット的な講師選びが避けられること。
確実にスキルの高い講師から指導を受けたいならポイント制は分かりやすいです。
どんな職業でもスキルと経験でランクが分かれますが、ランクが高い(料金が高い)ほどスキルが高いのは間違いない、とはいえ自分と相性がいいかは話が別。
一方、新人は基本技術はあっても経験が少ないので、たとえ人柄的な相性は良くても技術面にイマイチなこともある。
QQEnglishのポイント制も、飲食店や美容師選びと同じ感覚と思っていただければ。
個人的な相性はさておき、レッスンの質だけを見ると60pt以上はハズレ講師に当たりませんでした。
60pt以上では、説明が分かりにくいことはなかったです。
70pt以上の良さは、生徒の言いたいことを察するスキル・慣れ・雰囲気作りなど経験値や人柄の点でもポイントが高い印象でした。
ポイントが高いほど当然スキルは高く人柄も良い。相性次第でお気に入り講師が見つけやすいと思いました。
基準の50ポイントですが、上のポイントの講師にプラスアルファがあるので比べると劣りますが、ほとんどが十分満足のいくレッスンを提供してくれます。
ただし、40ポイントへの降格対象が混ざっているのでハズレ講師にあたる可能性がゼロではないです。
- ポイントが低い講師は選び方次第
- ポイントが高い講師は相性次第、スキルは信頼してOK
60pt以上の講師とレッスンを受けたときの音声がお聞きいただけます。
感想② QQEnglishはレッスンというより授業
QQEnglishで一番驚いたのは、レッスンの進め方でした。
一般的な英会話スクールのレッスンだと、テキストに話す内容が全部書いてあって、一緒に講師と読んだり問題を解くエクササイズが中心。
レッスンの流れとしては、
講師とテキストを一緒に読んで
↓
ロールプレイ
↓
訂正してもらい
↓
質問すれば答えてくれる
そのつもりでQQEnglishのレッスンに臨んだら、違っていました。
会話レッスンじゃなくて授業なんです
- まず生徒に教科書を読ませる
- 理解できていない場所を講師が把握
- 教科書の内容を講師がかみ砕いて解説
- 理解度チェックのために小テスト
まるで小学校の国語の授業のよう。もっと言うと、テレビで見る池上彰さんの授業みたいなイメージ。
生徒が質問を考えるのではなく、講師から「これは分かる?」「これはどう思う?」と誘導してくれて、テキストには書いていない補足説明を、生徒の理解度に合わせ講師自身の言葉で解説してくれます。
1回のレッスンで進む量は生徒の理解度次第。理解できてないまま先に進むことはありません。
テキストの途中で時間が来たら、進捗を講師が記録し、続きを次の講師が引き継いでくれます。
海外の語学学校に入学したらこんな授業なのだろうと思いました。
QQEnglishがおすすめの人
英語をゼロから説明してもらい、理解しながら勉強したい人には非常に適した授業だと思いました。なぜなら、教材の作りやレッスン構成が、生徒が何も知らないことを前提としているから。
新しいことを講師と一緒に学ぶスタイル。分かるまでとことん説明してくれます。
何が分からないかも分からない超初心者が英語を勉強したい場合、QQEnglishの授業形式は助かるはずです。
QQEnglishをおすすめしない人
ある程度英語の知識があると、講師の説明も「それ知ってる」が多くなってしまい、つまらなくなるかも。
QQEnglishは講師の解説を聞くインプットの時間が多い印象だったので、自分が話すアウトプット量を求めるなら他社をおすすめします。
レッスン内容を自分風にアレンジできる
感想③ QQEnglish 初心者におすすめの教材
自分のレベルに合った教材選びはどこのオンライン英会話でも大事ですね。
QQEnglishの教材は豊富です。キッズ教材を除いて一覧にしました。
私がレッスンを受けたのは青い●をつけた教材。ビジネス英語と資格系以外は一通り受けました。
- カランメソッド
- カランメソッドビジネス●
- R.E.M.S●
- Basic English●
- QQE Basics●
- 新日常英会話(Daily English)●
- O-MO-TE-NA-SHI 英会話●
- General Subject communication●
- 新トピックカンバセーション●
- SDGsトピックカンバセーション●
- News Alert●
- ボキャブラリビルダー●
- ビジネス英会話●
- コーチングタイム●
- Global Business Skills
- TOEIC 目指せ!ハイスコアラー!
- TOEIC スピーキング
- TOEIC ボキャブラリービルダー
- でる順パス単 英検5級
- でる順パス単 英検4級
- 英検R面接完全予想問題 シリーズ(3級~準1級)
- IELTS スピーキング対策
一通り教材を試した結果、初心者に合う教材を見つけましたのでご紹介します。
初心者におすすめの教材
文法のやり直しだったり、ここまでご紹介した学校授業形式のレッスンで英語を教わりたい人におすすめな教材がこちら。
QQEnglishはセブ島に語学学校があり、海外留学も受け入れています。上記はその語学学校でも使われているテキストですので、海外留学と同じ授業が自宅にいながら受けられます。
継続したいと思ったのはR.E.M.S
QQEnglishはカランメソッドが人気ですが、私はREMSも気になっていました。
QQEnglishのオリジナルメソッドのため他社では受講できませんし、似た教材も他社では見かけません。
ここでちょこっとREMSのレッスン内容をご紹介します。
講師が言った英文を指示通りに「リピート/単語の入れ替え/単語の追加」をするエクササイズを、25分間休まずやり続けるのがREMSです。
He has two pens.
Repeat.
He has two pens.
He has two pens.
Change to pencils.
He has two pencils.
Mary is drinking water.
Add “in the restaurant”.
Mary is drinking water in the restaurant.
他にも、疑問文や否定文に変換させたりもします。実際のレッスン風景は公式YouTubeで公開されています。
大ヒットの独学教材「英語のハノン」とエクササイズが非常に似ています。
独学が苦手だったり続かない人で、誰かに教えてもらう方が好みなら「REMS」が合うかも。私も独学苦手派ですが、講師がリードしてくれるREMSは自分に合っていて続けています。
R.E.M.Sとカランメソッドの違い
【QQ English】4倍速で英語脳になる「カランメソッド」の正式認定校
QQEnglishではカランメソッドも提供されていて大人気。
ちなみに私はネイティブキャンプでカランメソッドを終えました。
カランメソッドを終えた後のREMSは、とても効率がいいと感じました。
カランメソッドはシャドーイング、つまり講師の英語を聞きながら追いかけていきます。結果、意味を理解する力が伸びます。
一方、REMSは、講師が文章を最後まで言い終わってから1人で完コピ。つまりその場で丸ごと文章を暗記し、1人で思い出しながら口に出します。結果、英作文力が付きます。
私は、1ヶ月でREMSを15回受けました。たったの15回でしたが、続けているうちに文章を頭で組み立てるのが早くなりました。
1回目と15回目では文章を覚えられる量も増え、応答するスピードが速くなり、上達をしっかり実感できました。
効果が実感できたので今もREMSを続けています。
カランでリスニング力&理解力を上げ、REMSでスピーキング力を上げる。
相乗効果のある2つのメソッドが受けられるのはQQEnglishだけです。
カランメソッドもREMSも体験レッスンでレベルチェックが受けられますよ。
QQEnglishに感じたデメリット
QQEnglishの講師のスキルが高いのは明白で、スキルの高さを維持する仕組みがポイント制。
反面、継続しているうちにお気に入り講師がポイントアップします。
お世話になってるお気に入り講師が昇給して喜ばしいことですが、利用者側としては一定の質をキープするのに課金が必要になり悩ましいところだと感じました。
好きなアーティストのライブチケット代が、年々値上がりしていくときのファン心理みたいな笑
40pt講師は避けるのが無難
QQEnglishの月会費制はポイント消費型。付与ポイントをどう消費して何レッスン受けるかは自由。
てことは「一番ポイントの低い40pt講師ばかり選べば、合計レッスン数が増えコスパ良いのでは」と入会したばかりの時は思って予約していました。
40pt講師とは、入社したての新人講師か、QQEnglishのスキル評価に満たない講師です。
40ptとはいえ、全員正社員でTESOL取得済み。
たとえ40ptでもそれなりのレッスンが受けられる、と思っていました。
結果、40pt講師は残念率が高かったです。
- 入室・退室時間を守らない
- 態度が悪い
- 答えを誘導するのが下手
つまり講師として未熟。ポイントの低さに納得です。
どんな一流企業でも能力不足や勤務態度の悪い従業員がいるのと同じ。QQEnglishではポイント制のおかげでハズレレッスンが避けやすいです。
入会したての10日間で講師選びに失敗したことから、QQEnglishでの講師選びのコツが分かりました。
まとめ:QQEnglishを1ヶ月受けての印象
QQEnglishは英会話スクールというよりは、英語を習う学校や塾。他のオンライン英会話とは一線を画す理由が分かりました。
単語・文法を理解するまで講師がとことん付き合ってくれます。分からないまま先に進むこともありません。
独学では何から勉強すればいいんだろうと悩んでいたり、学生時代のようにイチから英語を勉強したい初心者にはぴったり!
無料体験できる!QQEnglishのレッスンを受ける方法
他の英会話レッスンでは味わえない「これは確かに授業だ」と分かる感覚は、無料体験レッスンだけでも得られます。QQEnglishの無料体験は、レッスンが2回あります。
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