NHKラジオ英語番組『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』
2024年6月4日(火)放送分
ショート・コメディ
「Bungee Jump -バンジージャンプ-」
「School Festival -文化祭-」
全文和訳してみました。
英語学習の参考にしてくださっている方もおられますので、直訳寄りにしております。
また、放送を聞きながらや、テキストの英文を読みながら意味が取れるように、スラッシュリーディング訳にしております。
和訳だけを読むと不自然に感じられる部分がありますこと、ご了承くださいませ。
- 直訳8割、意訳2割を意識しています
- 巻末のword listの訳をできるだけ使用しています
- 英語の語順になるべく沿わせています
- 意訳は私なりの解釈です
- 極端に意訳した部分は直訳文も記載しました
森崎ウィンさんのオープニングとエンディングトークも、書き起こししています。
お役に立てれば幸いです。
テキストには英文スクリプトのみ掲載されています。
オープニング 森崎ウィンさんのトーク
Hello, everyone.
It’s time for Enjoy Simple English!
森崎ウィンです。
毎週火曜日は、短編のショートコメディ「Comedy Sketches」
今日は「Bungee Jump」
バンジージャンプに挑戦するも、なかなか跳べない人の話。
そして「School Festival」
文化祭で演じる劇に向けて、主役を勝ち取りたい生徒の話。
この2本でございます。
早速聞いてみましょう!
Bungee Jump -バンジージャンプ-
こちらの日本語訳は、放送時の会話のテンポに合わせ、日本語らしく主語の省略や戻り訳などをしています。
Staff:跳ぶ準備はいいですか?3!2!
Woman:待って!自分でカウントします。
Staff:どうぞ!
Woman:はい、3!4!5!
Staff:カウントアップしてますね…
どの番号で跳ぶつもりですか?
Woman:1,000
Staff:日が沈んでしまいますよ、そんなに待ってたら。
カウントダウンしてくださいね。
Woman:分かってます、分かってます。
私はただ跳ぶだけ!
Staff:その意気です!
Woman:3!2!1!0.999!0.998!
Staff:ちょっと待って!
1日中時間があるわけじゃないんですよ。
Woman:でも、私クモが一番怖くて、バンジージャンプはその次に怖いんです。
Staff:じゃあ、どうしてここに来たんですか?
Woman:祖母と約束したんです、バンジージャンプをするって。
そしたら次の日…
Staff:何があったんですか?
Woman:祖母が突然…
Staff:えっ、それは…
Woman:祖母は私を置いてバンジージャンプをしに行ったんです!
Staff:おばあさま、素晴らしいですね!
Woman:祖母にできるなら私にもできます!
3!2!
無理!できない。
Staff:申し訳ございませんが、これをお伝えしなければなりません。
あなたの後ろに大きなクモがいます!
Woman:どういうこと?助けて!
あーーーー!おばあちゃーん!
Staff:ほら、跳べましたね。
School Festival -文化祭-
こちらの日本語訳は、放送時の会話のテンポに合わせ、日本語らしく主語の省略や戻り訳などをしています。
Mr. Ito:よく聞いてください、生徒たち!
みんな知ってる通り、今年の文化祭で劇をやります。
みんな台本は読んだと思います。
今日は、各自がどの役をするか決めましょう。
Sato:イトウ先生!
Mr. Ito:なんですか?サトウさん。
Sato:僕、主役やりたいです!
Mr. Ito:ほー。みんなに聞いてみましょう。
サトウさんが主役をやってもいいと思ったら、手を挙げてください。
おー、ほぼ全員が賛成ですね。
Sato:やった!
イトウ先生、1ヶ月の休暇を取ってもいいですか?
Mr. Ito:何のためにですか?
Sato:役に集中したいんです。
僕には、学校と宿題のことを考える時間がありません。
Mr. Ito:これは学校の劇です。学校の一部です。
Sato:でも練習する必要があります。
だから、来たくない、というか、僕は学校に来るべきじゃないんです。
Mr. Ito:いい考えだね、でもダメだ。
Sato:じゃあ、2週間ならどうですか?
Mr. Ito:ダメ。
Sato:1週間?
Mr. Ito:君はただ早く夏休みが欲しいだけだろ。君の髪を見てごらん。
Sato:金髪のことをおっしゃってますか?
先生、気に入りました?
これは役作りです。(直訳:それは役のためです)
金髪が主役にはピッタリだと思ったんで。
Mr. Ito:その役は、おとなしくて真面目な少年だ、情熱を内に秘めたね。
Sato:えーっと、僕は、その内に秘めた情熱を表現したかったんです!
Mr. Ito:よし!みんな、最初から始めましょう。
主役をやりたい人はいますか?
もういい、サトウさん、手を下ろしなさい。
エンディング 森崎ウィンさんのトーク
A play for school festival.
実は僕もですね、中学の時に文化祭の、劇で、主役を演じたことがあります(笑)
えー、ちなみに僕はバンジージャンプ、マジで無理です!
All right!
I hope to see you tomorrow!