NHKラジオ英語番組『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』
2026年7月7日(火)放送分
オリジナル・ファンタジー・ストーリー
『Change-Your-Character Glasses Part 2』
魔法の眼鏡(後編)
全文和訳してみました。直訳と意訳の間ぐらいで訳しています。
森崎ウィンさんのオープニングとエンディングトークも、書き起こししています。
お役に立てれば幸いです。
テキストには英文スクリプトのみ掲載されています。
オープニング 森崎ウィンさんのトーク
Enjoy Simple English.
森崎ウィンです。
毎週火曜日は「Short Fantasy Stories」
今回は「Change-Your-Character Glasses」の後編です。
かけると自信が持てるという眼鏡を失くしてしまった会社員の高田。
結局、見つけられないまま、クライアントへのプレゼンの日を迎えました。
無事に乗り切ることはできるのでしょうか。
ストーリーに出てくる、
“complain” は「不満を言う」という意味ですよ。
I can’t wait to find out! Let’s listen.
「魔法の眼鏡(前編)」
Change-Your-Character Glasses Part 2「魔法の眼鏡(後編)」
Takada:
プレゼンが2日後なのに、眼鏡がなくなっちゃった。
マジでヤバい。
Narration (Takada):
あの眼鏡は効果があった、魔法のように。
かけるたび、俺を知的で自信に満ちたビジネスパーソンに変えてくれた。
俺は多くの売り上げをあげることができた。
すごくうまくいってたから、上司が俺にプレゼンの依頼をしてきた、最大の顧客向けの。
(構文:so ~ that ~)
だけど、眼鏡がなければ、俺はただの内気な若者だ。
Takada:
(ため息)
俺はあの眼鏡を使いすぎた。
できる限りの練習をするしかないな。
それだけだ、今俺にできるのは。
Narration (Takada):
そして、プレゼンの日がついにやってきた。
Takada:
えっと、こちらですが、ご覧の通り、あの、数字が、あの、増加してまして…
Narration (Takada):
ひどい出来だった。
顧客は怪訝そうな表情で、上司はただ俺を見続けていた。
Takada:
えー、以上となります。
えー、本日はお時間をいただきありがとうございました。
Narration (Takada):
すべてが終わった。
ありえなかった、ESEプロダクションズがうちの会社と仕事したいと思うなんて。
上司の深刻な表情がすべてを物語っていた。
その時、顧客が話し始めた。
Client:
ありがとうございました。
あなたのプレゼンは完璧ではありませんでしたが、弊社は御社と仕事がしたいです。
Takada:
あの、本当ですか?
Client:
はい。
高田さん、でしたね?
私は惹かれました、あなたの熱心さに。
あなたは多くの時間と努力を費やされましたね、プレゼンの準備に。
最近、人はできるだけ少ない時間で済ませたがります、仕事には。
でも、良い結果は求めている。
あなたはそうではありません。一生懸命だ。
Takada:
ありがとうございます!
温かいお言葉に感謝いたします。
Narration (Takada):
その後、オフィスへの帰り道で、上司が俺に微笑み、言った。
Boss:
お疲れ様。
あなたならできるって分かってたわ。
Takada:
本当ですか?
正直なところ思ってました、僕のプレゼンは大失敗だと。
Boss:
そんなに悪くなかったわ、それに私には分かったわ、君が一生懸命取り組んだことが。
誰でもそれが分かったでしょうし、何より重要なのは、顧客が喜んでたことよ。
全然大丈夫だった、あの眼鏡がなくても。
Takada:
え?眼鏡?どうしてあなたが…?
Boss:
(笑う)
驚いたわよ、君が本当に眼鏡を買って。
君は言ってた「絶対に効果がない」って。
Narration (Takada):
俺の顔は真っ白になった、お化けと同じぐらい。
ずっと、俺は不満を言ってきた、彼女について…彼女に対して?
俺は消えてしまいたかった。
Takada:
本当に、本当に申し訳ありませんでした!
あんなことを言うべきではありませんでした、あなたについて。
Boss:
(笑う)
いいのよ。
誰だって上司の愚痴を言うわ。
私も謝らないと。
私は知ってたけど、君が誰か、私は言わなかった、自分が誰かを。
Takada:
で、でも…
Boss:
本当に楽しんでるのよ、君とゲームするのを。
だから仕事のことは気にしないで。
Takada:
ありがとうございます!
Boss:
感謝しないで。
あなたを打ち負かすから、オンラインで、今夜。
エンディング 森崎ウィンさんのトーク
うわぁ、これは!
オンラインゲームをしながら仕事の愚痴を、チャットで送ってた相手がまさかの上司ですよ。
これ気まずいなぁ、これ上司は最初から気づいてたのかなぁ?
どうなんですかね!
See you tomorrow!


