今回はネイティブキャンプで受けた『カランメソッド レベルチェック』のレッスンを再現します。
- カランメソッド レベルチェックの内容
- レベルチェックの様子を再現
- レベルチェックの結果を公表
当時TOEIC 790点、仕事では英文メールも毎日書いていた私が、このレベルチェックでズタボロに打ちのめされました。
英語力はあっても英会話力はゼロだと認識し、一念発起するきっかけとなったカランメソッドの初回レッスンの模様をご覧ください。
カランメソッド レベルチェックとは
- カランメソッドの初回レッスンで必ずやる
- 目的はスタートするレベルを決めること
カランメソッドはステージ1~12まであり、ステージ1が初級でステージ12が上級です。
出川イングリッシュのような単語を並べるのが精いっぱいの初級者なら、ステージ1からのスタートになるはず。
文章で話せる英会話力のある中級者ならステージ3や4判定になるようです。
カランメソッド レベルチェックの内容
レベルチェックでは、カランメソッドの文章を使って答え方を講師がチェックします。
まずはステージ1からピックアップした文章で一問一答。答えられそうなら段々難しくなっていきます。
どの難度まで答えられるか、レスポンスの速さ、答えた文章の正確さなどから、スタートするステージを講師が判定します。
ネイティブキャンプでカランメソッドのレベルチェック受けてみた
どんなレッスンかは実際に見た方が分かりやすいと思いますので、実際に私が受けたレッスンを再現していきますね。
私が受けたのはネイティブキャンプのカランメソッド レベルチェックです。

そしてこれが私の人生初のオンライン英会話レッスンでした。
当時は英会話が全然できない超初級、その上オンライン英会話初レッスン、さらに得体の知れないカランメソッド初レッスンでドキドキでした。
あいさつ

Hello! Can you see me? And hear me clearly?
見えてる?聞こえてる?

Yes.

My name’s L. I’m your English teacher today.
私が今日の先生 L。よろしく。
What’s your name?
お名前は?

Fujiko.

Nice to meet you, Fujiko.
How are you?
今日はどない?

えーっと、I’m fine.

You chose Callan Method, right?
今日のレッスンはカランメソッドですね?

Yes.
当時はとりあえず何でもYesと言ってました。
おそらくこの少しの会話だけで、ステージ1か2のレベルだと講師には分かったはず。
レベルチェックの説明
いきなりテストが始まるのではなく、最初にいくつか説明してくれました。
半分ぐらいしか聞き取れませんでしたが、
- 初回はレベルチェックをやる
- レベルチェックはスタートするステージを決めるためのもの
- テストは質問に答えるだけ
- できるだけ文章で答えること
こんな内容だったと思います。
とりあえず「Yes」を繰り返して返事してましたね。
レベルチェック
本題のレベルチェックです。
まずはステージ1からピックアップした文章から。
通常のカランレッスンと同じく、質問は2回繰り返されます。

What’s this?
What’s this?
講師は絵の書かれたボードをこちらに見せて指さしています。


(先生急に早口なった!)
えっと、ペーーーーン!
正しくは「It’s a pencil.」
早くもパニック状態ですが、講師は間髪入れずに質問が続きます。

Is this a pen?
Is this a pen?

(そうやんpenじゃなくてpencilやん)
No! ペンシル!
正しくは「No, it isn’t a pen. It’s a pencil.」
否定文の答え方チェックは惨敗。単語で答えるのが精一杯。
淡々と続きます。

What color’s this pencil?
What color’s this pencil?

(黄色って英語で何やったけ?)
えっと、イエローーーー!
正しくは「This pencil’s yellow.」
何も追い込まれてないのにyellowすら浮かばず、やっと思い出して単語をはっきり言っただけ。文章で答えるなんて全然できない…
この後、上の質問が、本やペンに変わって続きました。
レベルの高い人は質問の難度が上がっていくそうですが、私はペン・色鉛筆・本しか登場しませんでした。
だいたい10分ぐらいだったと思います。
カランメソッド レベルチェックの結果
結果発表です。

ステージ1からのスタートがいいと思う。
ステージ1判定だなとレベルチェックの最中で薄々気付いてましたが…
当時TOEIC 790点だったし、仕事では英文メールも毎日書いてたのでちょっとショックでした。「書くと話すじゃ大違い」を思い知らされました。
ステージ1はカランのお作法や流れを知る取説的なステージでもあります。そのため、判定ではステージ3や4でも「ステージ1から始めた方がいいよ」と講師からアドバイスされることも多いようです。
実際やってみて、私もスタート1から始めて結果的にカランの独特な進め方に慣れることができて良かったと思いました。
結果発表の後は、残った時間でカランメソッドのデモレッスンです。
まずはカランの基本ルールの説明があり、
ステージ1を頭からやりながら、カランのチュートリアル的な感じで時間が来るまでレッスンしました。
たった25分なのに、嵐が過ぎ去った後のように終わったらグッタリしてました。
カランメソッド レベルチェックの感想
初めてのオンライン英会話、初めてのカランメソッドでしたが、かなり刺激的な25分でした。
日本語なら無意識でも答えられるような簡単な質問に、英語だと一切答えられず。
講師のスピードと次々飛んでくる質問に圧倒され、何も考える余裕がなくなり頭真っ白。
英語が話せない自分、英語を自分のものにできていない自分を思い知らされました。
その悔しさのおかげで「がんばって絶対に話せるようになってやる!」とやる気が満ちました。
自分の現在地をはっきり認識したことと、この悔しさのおかげで、その後ステージ12までとビジネスカランを一気に修了することになります。
このレベルチェックは私にとって転機となるレッスンになりました。
まとめ
ネイティブキャンプで受けたカランメソッドのレベルチェックの内容をご紹介しました。
最後まとめます。
- カランメソッドの初回レッスンで必ずやる
- 目的はスタートするレベルを決めること
- カランメソッドの文章を使って答え方を講師がチェック
- まずはステージ1からピックアップした文章から始まる
- センテンスで答えられるかをチェックされる
- 正解が多ければ段々難度が上がる
- カランメソッドのチュートリアル的な要素もある
初回はレベルチェックとはいえ「カランってこんな感じ」を知ることができる体験レッスンの要素もありました。
これまでやってきた・知っていた勉強法とは全く違うカランメソッド。
私もカランを始める前はカランのことをいろいろ調べましたが、まさに「百聞は一見に如かず」
想像とやってみるとのギャップが大きく、「カランって今までの勉強法と全然違う!」とカルチャーショックで放心状態。
頭で考えず、英語を体にインストールする
カランメソッドを一言でいうとこれしか思いつきません。
カランメソッド レベルチェックの受け方
オンライン英会話でカランメソッドが受けられるのは、QQEnglishとネイティブキャンプ。
2社とも無料体験があり、無料体験からカランメソッドの受講が可能です。つまりこの記事で紹介したレベルチェックが無料で受けられます。
とにかく一度お試しあれ。世界変わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。