『カランメソッド ステージ1』のレッスンを再現します。
- カランメソッド ステージ1の内容
- カランメソッド ステージ1の効果
- ステージ1のレッスン数
- ステージ1にかかった費用
カランメソッド開始時はTOEIC 790点、仕事では英文メールも毎日書いていた私が、ズタボロに打ちのめされたカランメソッドのレベルチェックの様子はこちら。
レベルチェックをきっかけに「絶対英語ペラペラになってやる!」とやる気満々でスタートしたカランメソッド。最初のステージの模様をご覧ください。
カランメソッド ステージ1の内容
ステージ1は超初級。英語の基礎中の基礎です。
私と同世代の昭和の義務教育なら中学1年生で学んだ内容です。
ステージ1 単語レベル
単語は、中1レベルの基礎単語です。
テキストの巻末に掲載されている単語リストをチラッと↓
ステージ1 文法レベル
文法も、中1レベルの基礎文法です。
ステージ1 文章のむずかしさ
文章は、はじめは短くて3単語、テキストの終わりにつれ7単語ぐらいの長さになります。
ステージ1のほぼすべての文章が、見たものを見たまま表現する練習になっています。
- イラストを見ながら聞く&話す
- 講師が本やペンを見せながら話す
- 講師がジェスチャーをする
文字で読むにはむずかしくないですし、意味も理解できる内容でした。
しかし!レッスン中はテキストを見ることができず、講師の声だけが頼りのカランレッスンは想像もできないほど刺激的でした。
次からは、カランメソッドがどんなレッスンか、実際に私が受けたレッスンを再現していきますね。
ネイティブキャンプでカランメソッド ステージ1 受けてみた
私がカランメソッドを受けたのはネイティブキャンプです。
ネイティブキャンプでは、1レッスン25分を以下の順番で進めていきます。
- あいさつ&進捗確認
- Daily Revision
- New Work
- Reading
では、1つずつご紹介していきます。
あいさつ&進捗確認
Hello! Can you see me? And hear me clearly?
見えてる?聞こえてる?
Yes.
My name’s L. I’m your English teacher today.
私が今日の先生 L。よろしく。
What’s your name?
お名前は?
Fujiko.
Nice to meet you, Fujiko.
How are you?
今日はどない?
I’m fine, thank you.
当時はあいさつもたどたどしかったです。
You chose “Callan Method” today. Is this correct?
今日のレッスンはカランメソッドですね?
Yes.
Before we start, if I’m not mistaken, you’ve finished stage1 paragraph 12, last head word “which”.
Am I correct?
始める前に、私が間違ってなければ、ステージ1 パラグラフ12 最後の単語は”which” まで終わってますね。
合ってますか?
Yes.
この進捗確認も大して聞き取れてなかったですし、正直意味が分かってなくて、とりあえずYesと答えてました。
Daily Revision (デイリーリビジョン)
カランメソッドは必ず「Daily Revision」と呼ばれる復習パートから始まります。
前回の終了時点からさかのぼって、おさらいします。
ステージ1当時は「Daily Revisionとは?」が分かってなくて、「さかのぼったところからやり直すのが復習パートなんだな」ぐらいのふわっとした理解のままやってました。
どこから始まるのか分かってなかったので、ただ講師の後を必死についていくだけ。
OK. Let’s start from daily revision.
では、daily revisionから始めましょう
Are you ready?
準備はいいですか?
Yes.
質問が2回繰り返されます。
Is this Anna Brown?
Is this Anna Brown?
カランでおなじみBrown一家のイラストの1人を指さしながら質問します。
No
No, it isn’t Anna Brown. It’s Mr. Brown.
講師の声を聞きながら同時についていきます。シャドーイングですね。
it isn’t Anna Brown. It’s Mr. Brown.
前のレッスンでやった文章なので、前回より言える自分がうれしかったです。
ステージ1では5分ぐらいで復習パートが終わりました。
New Work
New Workがメインのレッスンです。
OK. Let’s have a new work.
まずは、新しい単語の紹介からです。
Repeat.
open
open
closed
closed
次に、各単語の意味の説明がはじまります。
講師が自分の机にある本を開いたり閉じたりして、ジェスチャーとともに説明してくれます。
Listen.
The word “open” means …
The word “closed” means …
For example
This book’s open.
This book’s closed.
単語も簡単ですし、文法も難しくないのでチンプンカンプンということはなかったです。ただ、講師のスピードが早いので聞き漏らさないように必死。
For exampleの後に聞く文章が、今からシャドーイングする文章だと気づいたのは数回受けた後でした。
単語説明の終わりは合図がなく、急に質問文2回がはじまります。
Which book’s open?
Which book’s open?
This book’s open.
あわててシャドーイングしました。
This book’s open.
お座り!お手!と言われた犬のように、Repeat, Listenの指示になすがまま身をゆだねてあっという間に時間が来ました。
単語の確認→説明を聞く→シャドーイング、を残り5分になるまで繰り返します。
Reading
OK. Let’s have reading.
Please open your text book.
テキストを開いてください
Please read from Lesson1 paragraph 1 next head word “pen”.
Lesson1 パラグラフ1の”pen”から読んでください。
pen / pencil / book / a / what is / this / it is
What’s this? It’s a pen.
リーディングでは、間違ったり発音が違ったりすると、講師が訂正してくれます。
読むなら簡単な文章。だって中1ぐらいの内容ですから。
そんな簡単な文章でも、テキストなしのシャドーイングになると途端に難しくなるのが不思議だなとか思いながら読んでました。
スラスラ読めてしまうと講師は黙って聞いてるだけ。黙々と読んでいると、講師が本当に聞いているのかな?と心配になったりもしました。
レッスン残り20秒ぐらいで講師が止めてくれます。
OK. We don’t have enough time.
時間が来ましたね。
New work progress is Stage 1 paragraph 42, last head word is “tongue”, and your reading progress is Stage 1 paragraph 15, last head word is “we are not”.
今日のNew Workはステージ1パラグラフ42、最後の単語は”tongue”
リーディングはステージ1パラグラフ15、最後の単語は”we are not”
時間がないので講師がカランより早口(笑)
最初の数ヶ月は聞き取れませんでした。
Thank you for taking my class! See you! Bye.
Thank you. Bye!
ネイティブキャンプでは、時間が来るとシステムが画面を自動切断します。最後の挨拶はByeが言いきれずにブチっと画面が閉じてしまうこともありました。
それぐらい、カランの文章だけ話して25分間を使いきるのがカランのレッスンです。
補足:カランメソッドのステージ進行
カランメソッドやネイティブキャンプをご存じない方のために、カランメソッドの各ステージの進み方を補足します。
各ステージ、テキストの最後まで到達すると、総復習をします。
ネイティブキャンプのカランメソッドは、以下のようにステージを進めていきます。
- 全ステージ:まずはNW
- 奇数ステージ:NWの後、FSR
- 偶数ステージ:NWの後、1つ前のステージのQSR & 今のステージのFSR
New Work :(略)NW
Quick stage revision :(略)QSR
Full stage revision :(略)FSR
New Work とは
New Work(NW)は、通常レッスンのことです
- 見出しの新出単語や文法の説明を聞く
- 見出し語を練習するための質問文を講師が2回読み上げ
- 回答文を講師のリードに沿ってシャドーイング
Quick stage revision とは
Quick stage revision(QSR)は、復習回のショートバージョンです。
偶数ステージのみで行います。
- 1つ前の奇数ステージの復習
- 1レッスン程度(25分)の文章量がピックアップされている
- どのセンテンスがピックアップされているか生徒には開示されていない
- 出たとこ勝負で過去のレッスンを思い出しながらシャドーイング
Full stage revision とは
Full stage revision(FSR)は、総復習回です。
- 今のステージの総復習回
- テキストの最初から最後まで一気にシャドーイング
- 途中に休憩も説明時間もなし
- 残り5分のリーディングもなし
カランメソッド ステージ1何回で終わった?
ステージ1は、合計10レッスンで終了しました。
New Work | 8回 | 200分 |
Full Stage Revision | 2回 | 50分 |
合計 | 10回 | 250分 (4時間10分) |
ステージ1のパラグラフ数は52個あります。New Workは1レッスン当たり6~7パラグラフ進みました。
初めての経験に脳が興奮状態だったのか、レッスンが終わるとすぐ次を予約したくなり、1日3~4レッスン一気に受けてましたね。
ステージ1の10レッスンは3日間で終わりました。
各ステージ毎のレッスン数は、下記の記事でまとめています。
カランメソッド ステージ1にかかった費用
ステージ1でかかった費用は0円でした。
理由は無料体験中に終わったからです。7日間の無料体験と新規入会時のプレゼントコインだけでステージ1を終えることができました。
また、ステージ1~4はテキストなしで受講しました。(本記事掲載の写真は後日購入)
ネイティブキャンプでは、アプリでカランメソッドを受講すると、レッスン終了5分前にテキストが自動で画面に表示されるためリーディングができます。(PC受講時は表示されません)
受講前にテキストを買っておかなくても、続ける決心がついてからテキストを購入しても大丈夫です。
カランメソッドの料金については、下記の記事で詳しくまとめています。
カランメソッド ステージ1の感想
25分間一切日本語が頭をよぎらず、講師の顔・イラスト・ジェスチャーをまばたき忘れるほどガン見して必死で聞いて話して、レッスン終わると頭真っ白で放心状態。これがすごく気持ち良かったです。
勉強というよりスポーツのような爽快感でした。もっとやりたい!と思ってすぐステージ2へ進みました。
レッスンの流れ、講師の指示、イラスト、ジェスチャーなど、初めて体験する/見ることばかりのステージ1でしたが、数回やると「カランメソッドのレッスンとはこういうもの」が理解できました。
あと、最初はシャドーイングがうまくできませんでした。講師の声と自分の声が同時に聞こえる状態に慣れず、講師が言い終わるのを待って自分が言うしかできないことも多々。(歌のハモリが上手くできないのに似てる)
数回のレッスンで、講師と同時に話すことにも慣れ、聞きながら話すこともできるようになりました。
簡単な文章ということもあり、ステージ1はカランの取扱説明書的な立ち位置のようにも思えました。
カランメソッド ステージ1で感じた効果
スタート時の私の英会話レベルといえば、「pen, pencil」と単語で答えられることはできても、「It’s a pen.」と文章がとっさに口から出てこない状態。
それが、ステージ1の最後はペンのイラストを見るだけで「It’s a pen.」と反射的に口から出るようになっていました。
無意識に英語が文章で口から出てきた感動は今でも忘れません。
まとめ
カランメソッド ステージ1の内容をご紹介しました。
続ければ英語ペラペラになれるかも!とワクワクが止まらなかったステージ1。
英語を体にインストールする感覚が、何となくですが体感で分かった気がしました。
頭で考えて日本語で訳して理解する英語ではなく、英語だけで頭がいっぱいになる体験がとても新鮮で期待が膨らみました。
無料でカランメソッドが受けられます
ネイティブキャンプでは、新規入会すると最初の7日間が無料です。
カランメソッドの初回は、どのステージから始めるかを決めるレベルチェックになっています。このレベルチェックも無料です。
レベルチェックでは最後に模擬レッスンの時間もありますので、カランの雰囲気を知ることもできます。下記の記事で私が受けたレベルチェックの様子をご紹介しています。
レベルチェック以降は、無料期間中でもコイン予約が必要ですが、今なら無料体験特典で500コイン(1,000円相当)もらえるので、続けて数回カランレッスンを受けることができます。(特典は予告なく終了・変更されます)
無料体験を利用して、カランメソッドと他の英語学習法との違いを知ることからはじめてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。