NHKラジオ英語番組『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』
2026年7月8日(水)放送分
世界の偉人伝
『Katherine Johnson』
キャサリン・ジョンソン
全文和訳してみました。直訳と意訳の間ぐらいで訳しています。
森崎ウィンさんのオープニングとエンディングトークも、書き起こししています。
お役に立てれば幸いです。
テキストには英文スクリプトのみ掲載されています。
オープニング 森崎ウィンさんのトーク
Enjoy Simple English.
森崎ウィンです。
毎週水曜日は「Heros and Giants、世界の偉人伝」です。
今回は、アメリカ合衆国の数学者で、1969年の月面着陸の成功に貢献した「キャサリン・ジョンソン」です。
ストーリーに出てくる、
“mathematician” は「数学者」
“calculating skills” は「計算力」ですよ。
早速、聞いてみましょう。
Katherine Johnson「キャサリン・ジョンソン」
1969年、アメリカは初の人間を月へ送りました、アポロ11号で。
このミッションの間、ある女性が重要な役割を果たしました。
彼女の名前はキャサリン・ジョンソンです。
彼女は最初のアフリカ系アメリカ人の女性数学者の一人でした、NASAで働く。
こちらが彼女の物語です。
ジョンソンは1918年に生まれました、アメリカの小さな町で。
幼い頃から、彼女は数学が大好きで、周りにあるすべてのものを数えていました。
例えば、彼女は歩数を数えました、教会に着くのにかかる(歩数を)。
彼女は優秀な生徒で、高校を卒業しました、14歳の時に。
18歳で、彼女は大学を卒業しました、数学とフランス語の学位を取得して。
当時、ほとんどのアフリカ系アメリカ人は、高校でさえ卒業していませんでした。
1953年、ジョンソンはNACAで働き始めました、(NACAは)のちにNASAとなる組織です。
この頃、アメリカは宇宙計画を始めたばかりで、NACAは高度な技術を持つ数学者を必要としていました、「人間コンピュータ」として働くジョンソンのような(数学者を)。
ジョンソンはアフリカ系アメリカ人だったため、彼女は働かなければなりませんでした、白人の同僚たちとは別の建物で。
トイレも別々でした。
不公平な扱いを受けたにもかかわらず、ジョンソンは言いました、忙しすぎて気づく暇がなかったと。
彼女は言いました、
「私は感じたことはありませんでした、誰かより劣っていると。
私は誰と比べても同じように優秀です、でも優れているわけでもありません。」
まもなくして、NACAの人々は気づき始めました、ジョンソンの極めて高い計算力に。
皆は彼女を信頼しました、そして彼女は参加しました、多くの主要なプロジェクトに。
1961年、アメリカは送りました、最初の宇宙飛行士、アラン・シェパードを、宇宙へ。
ジョンソンはロケットの飛行経路を計算しました、このプロジェクトの、そしてシェパードは無事に地球へ戻ってきました。
1年後、ジョン・グレンが最初のアメリカ人になりました、宇宙で地球の周りを飛行した。
このプロジェクトの計算は行われました、コンピュータを使って、ですが飛行前に、グレンはジョンソンに依頼しました、それら(計算)を彼女自身で確認するように。
彼は言いました、
「もし彼女が言えば、その計算が正しいと、私は行く準備ができます。」
プロジェクトは成功しました。
1969年、ジョンソンはアポロ計画に参加しました。
世界中の人々が見守りました、ニール・アームストロングが最初の一歩を踏み出したとき、月で。
それは歴史的瞬間でした、ですがジョンソンは考えていました、地球への帰還について。
もし、単純なミスがひとつでもあれば、宇宙飛行士たちは帰ってくることができません。
またしても、彼女の計算は完璧でした、そして宇宙飛行士たちは無事に帰還しました。
ジョンソンは働き続けました、1986年までNASAで。
彼女は2020年に亡くなりました、101歳で。
数学への情熱と、仕事への愛のおかげで、彼女は多大な貢献をしました、人類の宇宙探査において。
(make a difference:影響を与える、変化をもたらす)
彼女は言いました、
「あなたが好きなことをしてください、そうすれば全力を尽くせるでしょう。」
エンディング 森崎ウィンさんのトーク
ロケットの飛行経路の計算を完璧にして、コンピュータよりも信頼されていたとは驚きですね。
See you tomorrow!


