NHKラジオ英語番組『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』
2026年9月3日(木)放送分
保健室ものがたり
『Hearing Loss』
イヤホンの音量、大丈夫?
全文和訳してみました。直訳と意訳の間ぐらいで訳しています。
森崎ウィンさんのオープニングとエンディングトークも、書き起こししています。
お役に立てれば幸いです。
テキストには英文スクリプトのみ掲載されています。
オープニング 森崎ウィンさんのトーク
Enjoy Simple English.
森崎ウィンです。
毎週木曜日は「Health Talks at school」
今日は「Hearing Loss、イヤホンの音量、大丈夫?」です。
養護の田中先生と、学校の帰り道が一緒になったチヒロ。
同級生のキョウヘイを、バス停で見かけ声をかけますが、イヤホンで音楽を聞いていて、気付きません。
今日は、イヤホンと難聴の関係を教わります。
ストーリーに出てくる、
“hearing” は「聴力」
“cell” は「細胞」という意味ですよ。
早速、聞いてみましょう。
Hearing Loss「イヤホンの音量、大丈夫?」
Narration:
中学校の養護教諭の田中先生が、チヒロと話をしています、帰り道に。
チヒロはバス停で友人のキョウヘイを見かけ、声をかけます。
Chihiro:
キョウヘイ。
あれ?キョウヘイ!
Mrs. Tanaka:
聞こえてないようね。
こんにちは、キョウヘイ。
Kyohei:
うわっ、びっくりした!
Chihiro:
あ、イヤホンを使ってたのね。
私たち、名前を3回呼んだんだけど、聞こえなかった?
Kyohei:
ごめん、音楽を聴いてたんだ。
田中先生も帰るところですか?
Mrs. Tanaka:
ええ、駅まで歩いてるところよ。
二人ともバスに乗るの?
Kyohei:
はい。
僕たちは普段同じバスに乗ります。
Mrs. Tanaka:
そうなのね。
ところで、キョウヘイはいつもイヤホンを使ってるの?
Kyohei:
新しいバンドにすごくハマってて、ずっとその曲を聴いてるんです。
Mrs. Tanaka:
私も音楽を聴くのは大好きよ。
でも、毎日長時間イヤホンを使うのは、耳にとって良くないわ。
難聴につながるの。
Chihiro:
難聴?
耳が聞こえなくなるんですか?
Mrs. Tanaka:
残念ながら、あり得るの。
今、ずっと多い若者がいます、以前より、耳が良く聞こえない(若者が)、なぜなら音楽を聴いているからです、大音量でいつも。
Kyohei:
でも僕は音楽を聴くのが好きなんです、すごく大きな音で。
Chihiro:
それに、毎日イヤホンを使ってるんでしょ?
Kyohei:
うん。
使ってるよ、学校の行き帰りのバスに乗ってる間。
それに、つけてるよ、家でオンラインゲームをしたり、動画を見たりするときも。
だから、毎日4、5時間は使ってるね。
Chihiro:
キョウヘイ、それは長いね。
Mrs. Tanaka:
どのように耳が機能するか(耳の仕組み)をお話しします。
耳の中には細胞があります、音を捉える「有毛細胞」と呼ばれる。
それら(有毛細胞)が必要です、聞くためには。
通常、体は新しい細胞を作ることができます、古い細胞が破壊されたとき。
でも、有毛細胞は二度と作られません。
Kyohei:
えーマジか!
知りませんでした、音が有毛細胞を傷つけるなんて。
Mrs. Tanaka:
だから、気をつける必要があるの。
Kyohei:
じゃあ、僕はどうすればいいですか?
音楽は聴きたいです、でも聴力は守りたいです。
Mrs. Tanaka:
10分間の休憩を取ること、1時間ごとに。
そして、音量を保つこと、最大の60%以下に。
Kyohei:
60%なら大丈夫ですか?
Mrs. Tanaka:
大丈夫よ、周りで起きていること(周囲の音)が聞こえて、他の人と会話ができる限りは。
(構文:as long as ~)
Kyohei:
わかりました。
そのルールを守れば、毎日イヤホンを使ってもいいですか?
Mrs. Tanaka:
使わないようにしてみて、必要がないなら。
家にいるなら、スピーカーを使って。
Chihiro:
どっちがいいんですか?イヤホンかヘッドホンか。
Mrs. Tanaka:
どちらも大丈夫よ、音量を大きくしすぎず、一度に長時間使わない限りは。
(構文:as long as ~)
Kyohei:
今日教えてもらってよかったです。
本当に気をつけます、イヤホンを使うときは。
Mrs. Tanaka:
そうしてほしいわ。
あら、バスが来たわよ。
Kyohei:
さよなら。
Chihiro:
さようなら、田中先生。
Mrs. Tanaka:
また明日ね。
エンディング 森崎ウィンさんのトーク
自分の耳を守るためにも、イヤホンを使う場合は、最大音量の6割以下、そして、1時間ごとに10分の休憩を入れる。
いやー大事ですね、勉強になりました。
See you tomorrow!


