NHKラジオ英語番組『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』
2026年9月4日(金)放送分
英語で味わう名作舞台
『The Magic Flute Part 1』
魔笛 第1回
全文和訳してみました。直訳と意訳の間ぐらいで訳しています。
森崎ウィンさんのオープニングとエンディングトークも、書き起こししています。
お役に立てれば幸いです。
テキストには英文スクリプトのみ掲載されています。
オープニング 森崎ウィンさんのトーク
It’s Friday!
Enjoy Simple English.
森崎ウィンです。
毎週金曜日は「Stories from the Stage」
今月はオペラの「魔笛」をお届けします。
王子タミーノは、大蛇に襲われますが、夜の女王の侍女たちに助けられます。
タミーノは女王から、娘のパミーナを悪魔ザラストロから助け出して欲しいと頼まれ、パパゲーノと共に旅に出ます。
それでは、聞いてみましょう。
The Magic Flute Part 1「魔笛 第1回」
この物語は始まります、タミーノ王子が必死に逃げるところから、大きな怪物のような蛇から。
(run for one’s life:命のために逃げる→必死に逃げる)
「神よ、お助けください!お救いください!」
そして、彼は気を失い、地面に倒れます。
突然、暗い絹のドレスを着た3人の女性が、救助に来ます。
彼女たちは夜の女王の侍女です。
彼女たちは蛇を退治し、すぐに立ち去ります、女王に伝えるために、このハンサムな若い王子のことを。
タミーノが目を覚ますと、奇妙に着飾った男が見えました。
その男は、鳥の羽で作られたコートを着て、背中に大きな鳥かごを背負っています。
タミーノは尋ねます、
「あなたは誰ですか?」
「俺はパパゲーノ!
陽気な鳥刺しさ。
誰もが俺を知ってる。
俺は鳥を捕まえ、夜の女王と交換しているんだ、食べ物や飲み物と。」
「あなたが蛇を退治してくれたのですか、私のために?」
「蛇?」
パパゲーノはタミーノの後ろを見て、死んだ蛇を見つけます。
彼は怖がります、でも胸を張って言います、
「う、うん。俺が退治したんだ!」
直ちに、3人の女性が再び現れます。
「パパゲーノ。」
「ああ、俺さ。
どうしてそんなに怒ってそうなんだい?」
「女王様が私におっしゃいました、あなたの口に鍵をかけるようにと。」
女性たちはパパゲーノを捕まえ、彼の口に鍵をかけます。
「んー!」
「分かりますか?なぜ女王様があなたを罰しているか?」
「ん?」
「あなたは嘘をつきました。
あなたは本当に蛇を退治しましたか?」
「ん…」
王子は混乱します。
「え?では誰が?」
「私たちです。
私たちの偉大な女王様が私たちにおっしゃいました、あなたに渡すようにと、彼女の娘パミーナのこの肖像画を。」
タミーノはその肖像画から目が離せなくなります。
彼がささやきます、
「彼女は魔法のように美しい。
これほどの美しさを見た男は、今までいないだろう。
どうすれば彼女を見つけることができますか?」
「夜の女王様は、あなたにパミーナを救い出して欲しいと願っておられます、ザラストロという邪悪な悪魔から。
彼(ザラストロ)が彼女を連れ去ったのです。」
「彼(ザラストロ)はどこですか?」
「すぐ近くです。」
その時、稲妻が走り、雷がとどろきます。
「女王様のお出ましです!」
「ハンサムな王子よ、私の娘を解放しに行ってくれぬか、そうすれば私はもう苦しまずに済む。
もし成功すれば、彼女(娘)は永遠にあなたのものになるでしょう。」
タミーノはお辞儀をし、女王は立ち去ります。
タミーノが行こうとした時、パパゲーノが悲しそうに指さします、自分の口の鍵を。
「ん!んー!」
3人の女性は彼の口から鍵を外します。
「やっとまた話せるぞ。」
「ええ、ですが二度と嘘をつかないこと。
王子様、この魔法の笛をお受け取りください。
その偉大な力が、あなたの旅の助けとなるでしょう。
そしてパパゲーノ、この魔法の鈴を受け取り、王子を手伝いなさい。」
「俺は行かない。命は大事だからね。」
「いいえ、行くのです。
3人の賢い少年たちが案内人になります。
彼らの助言に従ってください、他の誰でもなく(他の人の助言には従わないこと)。」
「さようなら!」
このようにして、タミーノ王子と鳥刺しのパパゲーノは冒険に出発しました、パミーナ姫を救うために。
エンディング 森崎ウィンさんのトーク
夜の女王から、タミーノは魔法の笛、そしてパパゲーノは魔法の鈴をもらい、パミーナを救う旅に出かけました。
どんな冒険になるのでしょうか!
See you next week!

