QQEnglishのR.E.M.Sを15回受けましたので、口コミします。
R.E.M.Sを15回受けてみて
- 正直な感想
- どんな効果を感じたか
- 生音源でレッスンの様子を紹介
- 生音源で上達度のビフォーアフター
- 復習をおすすめする理由
- 予習はいらないと思う理由
- R.E.M.Sの良かった点
- R.E.M.Sの気になった点
【はじめての方は下記の記事からご覧ください】
REMSとは、英文を耳だけで聞いて、暗記したり、単語を入れ換えたりを何度も繰り返すことで、英作文力=スピーキング力が身に付く学習法です。
上記の記事でも、実際の私が受けたレッスンの生音源を使用してR.E.M.Sをご紹介しました。ただ「REMSとは?」を紹介したかったので、スムーズに回答できた場面の音声だけを使用しています。
ですが、実は講師も苦笑いするほど相当なポンコツでした笑
今回は、そんなポンコツ音声もご披露しながら15回の上達度をご紹介したいと思います。受講中はブログに音声を使うことは全く考えていなかったので完全「素」の私の声です。
15レッスンを時間にすればたったの合計6時間半ですが、自分では相当上達したと感じています。
リアルガチなREMSレッスンの様子と正直な感想、ぜひご覧ください。
REMS最初の5回の感想
まずはREMSを始めたての頃の感想から。
私は、初回レベルチェックでSection2 LessonEからのスタートとなりました。
最初の3回はパニック状態
REMSがどんなレッスンなのか詳しく下調べしていなかったので、講師に付いて行くのに必死でフラフラ…。
初回レベルチェックはREMSのデモレッスンに近いのですが、実際のREMSレッスンとは雰囲気が違いました。テンポも速く、例文の数も多く、間に雑談もなく、次々とドリルを進めます。
英文を覚えたり考えたりも上手くできず、25分が本当にあっという間。脳を使いすぎて終わるとぐったりしてました。
Lesson Eの始めは複数の動物の名前が登場します。耳だけで聞いて、登場した動物の名前が全然覚えられずぐっちゃぐちゃ。講師も苦笑いでした。
#QQenglishお年玉 10回目
— 藤子 (@perapera_recipe) January 12, 2022
REMS E1-E2
50pt講師👨🦰
カランみたいにイラストないのがつらい😭
There are some 🐑🐄🦜🐎🐷 on the firm.
次々に動物入れ替わり。
講師の言った通りにリピートが…
動物の順番が全然覚えられへん🤣
久々の朝レッスン。頭フル回転で目が覚めた💦
おはようございます☀️
実際に私がパニックになった動物シリーズの文章を一部音声で用意しました。生音源は消えてしまったので、Google翻訳の音声に読み上げてもらいました。
皆さんも何の動物がどの順番で出てきたか覚えてみてください。
動物の名前と順番、覚えて繰り返しできましたでしょうか?
こちらがGoogle翻訳の音声に読み上げてもらった日本語訳の音声です。
日本語だと余裕ですよね。
英語で英語が操れない状態とはこれかと身に染みて分かりました。
- Are there some cows and a horse on the farm?
- Yes, there are some cows and a horse on the farm.
農場には牛と馬がいます - Are there some sheep , some chickens, and some birds on the farm?
- Yes, there are some sheep , some chickens, and some birds on the farm.
農場には羊、にわとり、鳥がいます
疑問文を作れないことを思い知った
R.E.M.Sでは、肯定文から疑問文へ変換するドリルが頻出します。
My mother found some towels on my sister’s bed.
Transform: what.
母は姉のベッドでタオルを見つけました
頭にWhat、動詞がfoundやからdid、主語とひっくり返して、動詞は現在形のfind….
頭でいろいろ考えてからやっと口から文章が出る、しかも相当ゆっくり。とっさに疑問文作りができないことを思い知りました。
時間をかけて書く英作文はできても、会話では言えないという自分の実力を知りました。
疑問文作りは15回のレッスンで徐々に上達していきましたので、ビフォーアフターの生音源を後ほどお聞きいただこうと思います。
今から一体何が始まるの?
REMSでは、短いドリルを25分間にいくつもこなしていきます。ドリルが変わる時は必ず講師がドリル名を宣言してくれます。
Let’s have Intermediate Single-slot Substitution Drill.
何が始まるん?
と思った瞬間、もう講師が文章を言い始めるのでなすがまま必死でした。最初はプロレス技にしか思えませんでした笑
ドリルの種類が気になる方は、下記の記事をご覧ください。
5レッスン目からスムーズさが出てきた
レッスン進行やドリルの種類に慣れたと感じたのが5レッスン目。
それまでなかなか文章を覚えられなかったり、変換する度につっかえていたのがスムーズさが出てきたと思いました。
当日のtwitterにも投稿しましたが「脳に英作文回路ができている感覚」が生まれていました。
#QQEnglish 22回目
— 藤子 (@perapera_recipe) January 26, 2022
REMS⑤ E4-6
50pt講師
形容詞地獄が始まった😂
wide,clean,expensive,huge…
並べ替えまでレッスン中にやった。
今日は進んだ💦
ってことはテンポが良くなってるってことかな☺️
確かに脳に新しいトンネルが開通している感覚はある🚧 pic.twitter.com/rcCPdN8D9G
REMS 15回受けて感じた効果
1つずつ、実際のレッスン音声もお聞きいただきながらご紹介したいと思います。
最初に音声を聞くときは英文から目をそらして聞いてみてください。読めば分かる簡単な英文でも、文字なしで耳だけで覚えてリピートする難しさが体感できると思います。
長い文章を覚えられるようになった
レッスンが進むにつれ、短い文章から長い文章へと難易度が上がっていきます。最初は長くて覚えられなかった文章も繰り返しているうちに言えるようになっていきました。
ビフォーアフターの音声で違いを聞いてみてください。
まずはビフォーから。以下の音声は8回目のレッスンです。
全15回の中で私が最高にポンコツだった文章です。57秒目で講師の苦笑いが聞こえます…1分と長い音声ですが”とんちんかん”な様子をお聞きください。
1回目はまぐれで言えていますが、途中から完全にパニック状態。関係ないmotherまで出てくる始末。
1分かかっても結局言えず、講師もたまらず、
Do you understand?
I don’t understand.
まるでドリルの一部かのような流れで試合終了。この後、講師が文章の意味を丁寧に教えてくれました。
Her father gave money to his children fairly.
彼女の父親は子供たちに公平にお金を与えた。
私が混乱した原因は、her/father/his/childrenで登場人物の性別・人数・関係性が瞬間的にイメージできなかったから。
理解して言えるようになった翌日、9回目のレッスン音声をお聞きください。
最初の10秒あやしげですが笑、言えてますよね。疑問文変換もスムーズになりました。
文章の変換スピードが上がった
ドリルでは、現在形 ⇔ 過去形、単数形 ⇔ 複数形の変換練習が多くあります。最初は瞬時に変換できませんでしたが、回を重ねるごとに慣れていきました。
これは9回目のレッスンの音声です。文章変換に慣れてきたのをお分かりいただけるかと思います。
最後はギリギリですね笑
これでも最初に比べればかなり反応が良くなっています。
- There’s a bottle on the table. Repeat.
テーブルの上にボトルがあります - There’s a bottle on the table.
Add: empty.
There’s an empty bottle on the table. - There’s an empty bottle on the table.
Change: was
There was an empty bottle on the table. - There was an empty bottle on the table.
Change: box.
There was an empty box on the table. - There was an empty box on the table.
Add: two.
There were two empty boxes on the table.
疑問文への変換ができるようになってきた
冒頭の最初の5レッスンの感想でもお話ししましたが、肯定文から疑問文へ変換するのがとにかく苦手でした。しかし、反復トレーニングの効果で回を重ねるごとにできるようになっていきました。
こちらもビフォーアフターの音声をご用意しました。
まずはビフォーから。以下の音声は6回目のレッスンです。短い文章なのにとても苦労している様子が分かります。
「who」の指示に対するリアクションが生々しいですね笑
心の声は「疑問文もうやめて~」
- The old man is on the plane. Repeat.
老人が飛行機に乗っています - The old man is on the plane.
Transform: who.
Who is on the plane? - The old man is on the plane.
Transform: where.
Where is the old man?
次はアフターの音声です。15回目のレッスンです。
「ちがうちがう」と日本語しゃべってますが笑、自分で訂正して言い直してます。
話し方も自信が感じられますよね。
- He divided the piece of paper in half. Repeat.
彼は一枚の紙を半分に分けた - He divided the piece of paper in half.
Transform: who.
Who divided the piece of paper in half? - He divided the piece of paper in half.
Transform: what.
What did he divide in half?
REMS 15回での上達ぶりに我ながら満足
全部で15回のレッスンを受けて、ドリルの種類・講師との掛け合いや間にも慣れました。少しずつ難易度の上がる文章も自分の力だけで答えられるようになったと思います。
初回のレッスンと比べれば、反応速度・スムーズさ・正確さは雲泥の差です。
これが最後の音声。15レッスン目の終わりかけです。
講師が訂正してくれた箇所も1回で理解し、スムーズに言い直しができていますよね。
文字を見なくても、どこをどう訂正されたか分かるのは、意味や文法を完璧に理解できているからです。
- There is an issue in the school now. Repeat.
今学校に問題があります - There is an issue in the school now.
Add: many.
There are many issues in the school now. - There are many issues in the school now.
Change: more.
There are more issues in the school now. - There are more issues in the school now.
Add: than before.
There are more issues in the school now than before.
自身のこれまでの学習を振り返っても、たったの15回、時間にすると合計6時間半でここまで上達できるなんて相当スピードが早いと思います。
REMSは復習がおすすめ
15回のビフォーアフター音声を聞いて、レッスン以外の学習時間が気になった方もいらっしゃるかと思いますので、私の予習・復習についてお話しします。
まずは復習から。REMSは必ず復習することをおすすめします。
実は、最初の5レッスンは復習しませんでした。すると、当然ですが、レッスンで言えなかったところは、次のレッスンでも上手く言えませんでした。
その経験を踏まえて、復習することにしました。
頭で理解できた文章はレッスンでもスムーズに言えるようになり、次のドリルの習得が早くなったと思います。
QQEnglishにはレッスン自動録画機能がありますので、もう一度レッスンを受ける気で録画を見返すのもいいと思います。
ドリルの種類も知っていると対応しやすいので、ドリル名と内容を把握しておくのもおすすめです。
REMSの予習は不要だと思う
次はREMSでの予習についてですが「REMSは予習しない方がいい」が私の考えです。
実際一度もしませんでした。
1つずつ説明します。
自分の弱点が分かる
この記事では、あえて私のパニック状態だったり、疑問文に苦労した時の音声を聞いていただきました。予習をしていればあんなことにはなっていません。
しかし、あのチンプンカンプンの状態を経験したおかげで、
- どんな英文なら問題なくリスニングできて
- どんな英作文が苦手なのか
が分かりました。
レッスン後にできなかった文章を文字で確認し「あっそっか!」と腑に落ちたその瞬間、脳のシワが1本増えたかのように力が付くのを感じられます。同じパターンの文章は次からできるようになります。
自分の弱点をあぶりだし、見つけた弱点を補強するために、レッスンは予習なしぶっつけ本番が良いと思います。
文字に頼らず話すスキルが身につく
一度文字を見ると、スクショしたみたいに頭にテキストの映像が残ることはないでしょうか。すると、レッスン中も頭に保存されてるスクショの文字を読んでしまい、考えなくてもスラスラ言えてしまったりします。それだと音読です。
文字がなくても自分の力だけで話す力が付くのがREMSのメリット。効果を最大限に引き出すには、メソッド通り耳コピで文章を言う練習をするのが大事です。
学校教育のおかげで英語を読む力はほとんどの日本人にあるはずです。「読めるのに話せない」悩みを解消したくてREMSをやっているので、予習で先に文字を見てしまうと、せっかくのレッスンがもったいないと思います。
目的は実生活でスムーズに話せるようになることであって、講師の前でスラスラ言えればそれでOKではありません。体裁を整えるのではなく英語の筋肉を強化するために、メソッドに忠実に耳コピを意識しましょう。
聞いていただいた音声でも、講師がやさしく見守り励ます様子が伝わったかと思います。
レッスンではどんなに間違っても大丈夫です。私のように(笑)
ということで、予習はせず、復習に時間をかけるのがおすすめです。
REMSの良かった点
1つずつ説明します。
質問できる
REMSの授業中、キリのいいところで講師が「Do you have any questions?」と聞いてくれます。
ドリルの中で「何でこうなったの?」と分からないままリピートした文章があった時は、そのタイミングで質問をしました。
答えを聞くとスッキリできるので、モヤモヤをすぐ解消でき、その後のレッスンにも集中できました。
カランメソッドでは、日本語で考える時間を与えないことを目的として、質問タイムがありません。カランでモヤモヤの経験がある方にはREMSの質問タイムは助かるのではないでしょうか。
発音練習がある
発音訂正もしっかりしてくれます。発音にフォーカスしたドリルもありますし、普通に文章を答えているドリルでも訂正してくれます。
特に、文章が長くなると音が不正確になるので、都度指摘してもらえるのが良かったです。
自分のペースで答えることができる
音声で聞いていただいた通り、生徒が答えている間、講師は待ってくれます。決して急かされません。
頭で文章を組み立てる時間が取れ、自分の間で答えられるのは、焦りがなく良かったです。
オーディオ学習だと、一時停止したり巻き戻したりが面倒ですよね。その点、マンツーマンレッスンは講師が待ってくれたり、もう一度言ってくれたりするので贅沢だなと思います。
テキスト購入不要
REMSのテキストはQQEnglishのサイトからダウンロードが可能です。印刷もOKです。追加料金は不要です。
カランメソッドの感覚だとテキストを別途購入しないといけないのかと思いましたが、REMSはQQEnglishのオリジナルメソッドのため、他のQQEnglishのテキストと同じ扱いで無料です。
私は紙に書き込みたいので、自宅のプリンターで印刷しました。
タブレット派でも、自分のデバイスにダウンロードができるので、PDF取り込んでメモアプリで書き込みできます。
REMSの気になった点
REMSで気になったのは1点だけ。
イラストがない
おひとりだけ下のイラストを表示してくれた講師がいて、そのレッスンはとてもやりやすかったのですが、他の講師はイラスト表示がなかったです。
REMS用にイラストがある気がしますが、使うor使わないは講師によるのかな?
頭に画像をイメージして文章を理解するタイプなので、イラストがあると助かるのですが、なくて残念でした。
レッスン画面は、テキストがメインで表示される仕様のため、表示するテキストがないとずっと広告のまま。これで25分間は味気なかったです。
逆に言うと、R.E.M.Sで気になった点といえばこれぐらいで、レッスンやメソッドの内容には大満足でした。
【後日追記】2023年4月にテキストリニューアルが行われました。
学習内容は変わらず、見た目のみ一新され、レッスン画面にスライドが表示されるようになりました。
単語解説ではイメージ写真のスライド、各ドリルではドリル名が表示されます。
テキストリニューアル後は、今何をやっているのか視覚的に分かりやすくなりました。
まとめ
QQEnglishでREMSを15回受けた感想や効果をご紹介しました。
最後まとめます。
- 英語で英語が操れない状態を思い知った
- 疑問文を作るのが苦手と分かった
- 講師が言うドリル名が分からずてんやわんやだった
- 5レッスン目で慣れてきてスムーズになった
- 長い文章を覚えられるようになった
- 現在形⇔過去形、単数形⇔複数形の変換スピードが上がった
- 疑問文を作るのが早くなった
- 素早さ・正確さが上がった
- 自信を持って文章を作れるようになった
- 復習は必要
レッスンで出来なかった文章を腑に落とすことで身になる - 予習は不要
メソッド通りの耳コピ練習ができなくなる
- 質問できる
- 発音練習がある
- テキスト購入不要
- 生徒は自分のペースで答えることができる
続ければ英語ペラペラになれるだろうな、と希望が持てるメソッドだったので、最後のステージまで完走目指して、今も続けています。
QQEnglishでREMSを受ける方法
英語がスラスラ話せるようになる効率のいいトレーニング「R.E.M.S」
REMSはQQEnglish以外で受けることはできません。QQEnglishの会員であれば誰でも受講できます。
追加費用は不要
REMSを受けるのに別途課金は不要です。月会費のみで受講できます。
他のテキストと受け方は変わらず、教材と講師を指定して予約するだけ。
無料体験でR.E.M.Sのレベルチェックを受けてみよう
QQEnglishの無料体験は、レッスンが2回あります。
1回目のレッスンは教材を指定できませんが、2回目のレッスンは好きなテキストを選ぶことができます。もちろんREMSも受けられます。
REMSの初回はレベルチェックテストで、どのレベルから始めるかを決めます。
そのチェックを無料体験の2回目のレッスンでも受けられます。
QQEnglishの無料体験申し込みに必要な情報は、
- 氏名
- メールアドレス
- 電話番号
- 生年月日
クレジットカードなど支払情報は不要。
手動で有料会員登録を行わない限り、自動更新されませんからご安心を。
登録手順は簡単です。QQEnglish 公式サイトから画面の指示に従って進むだけ。
シンプルな手順で5分程度で登録できます。
いろんな教材試してみたけどスピーキングの上達がイマイチ感じられない、という方にはオススメです。きっと、これまで経験したことのない衝撃のスピーキング練習だと思います。
無料体験を利用してREMSをぜひ体験してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。