今回はQQEnglishで受講中の『REMS Lesson F』のレッスンを再現します。
REMSとは、については以下の記事で解説しています。
QQEnglish REMSを徹底解説(音声あり)スピーキング力向上の秘密とは?
- REMS LessonFの内容
- REMS LessonFの効果
- REMS LessonFのレッスン数・時間
- REMS LessonFにかかった費用
REMS Lesson F のレベル
REMSはLesson Aから始まってTまでの20ステージあります。
Lesson Fは6つ目のステージで初級。中学1年生~2年生で学んだ内容です。
初回レベルチェックでSection2判定となったため、私のREMSはLessonEから始まりましたので、Fは2個目です。
Section1 | Lesson A Ex.1-14 | Lesson B Ex.1-12 | Lesson C Ex.1-13 | Lesson D Ex.1-23 |
Section2 | Lesson E Ex.1-16 | Lesson F Ex.1-12 | Lesson G Ex.1-15 | Lesson H Ex.1-16 |
Section3 | Lesson I Ex.1-16 | Lesson J Ex.1-18 | Lesson K Ex.1-26 | Lesson L Ex.1-18 |
Section4 | Lesson M Ex.1-15 | Lesson N Ex.1-14 | Lesson O Ex.1-18 | Lesson P Ex.1-33 |
Section5 | Lesson Q Ex.1-15 | Lesson R Ex.1-15 | Lesson S Ex.1-14 | Lesson T Ex.1-15 |
文章の長さは5単語~12単語。
1つ前のLesson Eと単語数は変わりませんが、単語の文字数は増えたので体感で文章が長くなったように感じます。
ざっくり文法事項を並べると、
主な構文は、SVCかSVO。
1つ前のLessonEの動詞は “be動詞” や “have” が多かったですが、LessonFの動詞は一般動詞が大半です。
所々で文法解説もあります。講師が話す解説はテキストにも載っていますので、予習か復習時に文字でも確認できます。
単語レベルも中1~中2ですので、初めて聞く語句は少ないはず。
ただ、知ってるけど会話では使いこなせてなかった単語がこれほど多かったのか、とLessonFを通して発見しました。
Lesson F エクササイズの構成
1つのエクササイズの中で7個前後のドリルをこなします。最初に進出単語や文法解説を聞き、それらを使った文章をドリルで練習します。
ドリルの種類は固定ではありませんが、下の表で「★」マーク付きはLessonFの全エクササイズで登場し、その他のドリルはランダムで登場します。
ドリルの種類がランダムだからこそ、マンネリ化しません。
常に集中を促され、頭がフル回転し英語脳作りの脳トレに。
エクササイズの構成
- ★Vocabulary
進出単語の解説
- Grammar Focus
文法解説
- ★Repetition Drill
基本文章の練習
講師2回→生徒リピート→講師1回→生徒リピート - ★Basic Single-Slot Substitution Drill
基本文章の1語置き換え
講師1回→生徒リピート - ★Basic Sentence Expansion Drill
基本文章に1語追加し、文を長くしていく
講師1回→生徒リピート - Intermediate Single-slot Substitution Drill
基本文章の1語置き換え
講師が指示→生徒が自分で置き換える - Intermediate Sentence Expansion Drill
基本文章に語句を追加し、文を長くしていく
講師が指示→生徒が自分で適切な位置に付け足す - ★Transformation Drill
肯定文を疑問文に変換
- Mixed Drill
1語置き換えor1語追加をランダムに
- Pronunciation Repetition Drill
発音練習
詳しくはドリルの種類をLesson Eの実際のレッスン音声で紹介
前回LessonEで苦労した疑問文変換ドリルが、LessonFではほぼ毎回登場して地獄の特訓でした笑
QQEnglishでREMS Lesson F 受けてみた
どんなレッスンだったか、実際に私が受けたレッスンを再現していきますね。
あいさつ&進捗確認
Hello! Can you see me? And hear me clearly?
見えてる?聞こえてる?
Yes.
My name’s F.
私が今日の先生 F。
What’s your name?
お名前は?
My name’s Fujiko.
Nice to meet you, Fujiko-san.
How are you today?
今日はどない?
I’m doing well, thank you.
How are you?
ええ感じやで。先生は?
I’m also good.
Thank you for asking.
私もいい感じ。ありがとう。
スモールトークをする講師なら、ここで「ご飯食べた?」とか「この後の予定は?」などから始まり2分前後軽く会話をします。
Now, let’s have your “REMS” lesson.
Are you ready?
ほな、REMS始めよか?
準備はええか?
Yes. I’m ready.
ええで、いこか。
Revision Drill
REMSは必ず「Revision Drill(リビジョンドリル)」と呼ばれる前回の復習から始まります。
REMS Revision Drill とは
前回授業で苦戦したドリルが選ばれていますので、今回の授業前に復習してから臨むのがベスト。
OK. Let’s start with your revision drills.
リビジョンドリルから始めるで。
LessonFの一番最初のドリルをご紹介しますね。
リテンション(文章の暗記)を鍛える代表的なパターンです。
We’ll have a repetition drill.
Let’s begin.
The discussion is on Monday.
The discussion is on Monday.
Repeat.
曜日の前には前置詞on
The discussion is on Monday.
The entrance exam is in April.
The entrance exam is in April.
Repeat.
月の前には前置詞in
The entrance exam is in April.
The theater in the school is open at lunch time.
The theater in the school is open at lunch time.
Repeat.
限定した時間には前置詞at
主語に “in the school” が付いて文章が長くなったのも軽いトラップ
The theater in the school is open at lunch time.
The review starts on May 21.
The review starts on May 21.
Repeat.
日付の前には前置詞on
前置詞よりも、 May Twenty-firstと英語の数字が簡単に暗記できない方が実は大変
The review starts on May 21.
He reviews his Science notes at night.
He reviews his Science notes at night.
Repeat.
さっきlunch timeが出てきたので、応用のat night
He reviews his Science notes at night.
The topic of the discussion in the morning is science.
The topic of the discussion in the morning is science.
Repeat.
主語長いし、朝か昼か夜かパニックになりはじめる。
The topic of the discussion in the morning is science.
Please bring your book to the class on Tuesday.
Please bring your book to the class on Tuesday.
Repeat.
命令形に変わるわ、朝昼晩がまた曜日に戻って、Tuesdayを覚えるのに必死
Please bring your book to the class on Tuesday.
You need to bring a pen to the exam on Saturday.
You need to bring a pen to the exam on Saturday.
Repeat.
本とペン、教室とテスト、火曜日と土曜日、変わったところが多すぎて焦る
You need to bring a pen to the exam on Saturday.
The exam is at 3:00 o’clock.
The exam is at 3:00 o’clock.
Repeat.
意外に「3時」がスッと覚えられることに、この短い時間で成長したことを感じる瞬間
The exam is at 3:00 o’clock.
文字だとすんなり読めたと思いますが、授業では
・文字なし
・前後の脈絡なし
・初めて聞く
で、2回聞いただけではなかなか暗記できません。
とはいえ、LessonFは少しスムーズになり、Revision Drillは5分ぐらいで終わりました。
Exercise 例1
今日のメインのレッスンです。
Now, we are going to continue with Exercise F1.3.
ほな、(前回の続きの)F1.3のエクササイズからいくで。
さて、ここでは、REMSらしいリテンション力アップトレーニングをご紹介しますね。
Let’s begin with a Basic Sentence Expansion Drill.
ドリルのスタート時に講師がドリル名を言います。
前回LessonEでは聞き取れなかったし、何のこっちゃって感じでしたが、LessonFではパターンに慣れ始めます。
まず、基本の短文からスタート。
The discussion is on Monday.
The discussion is on Monday.
The science discussion is on Monday.
1語追加
The science discussion is on Monday.
The science discussion is on Monday morning.
聞いた瞬間morning覚えたのに、リピートしてるうちに、朝だっけ?昼だっけ?となるのがリテンションが弱い証拠
The science discussion is on Monday morning.
The science and math discussions are on Monday morning.
「数学」が増えたのは覚えられるけど、
・discussionが複数形に
・be動詞が “are” に変わる
のも忘れてはいけない。
このときにはもうMonday morningは楽勝でリピートできる。これが反復練習の成果。
The science and math discussions are on Monday morning.
The science, math, and geography discussions are on Monday morning.
パニックタイムスタート!
教科の順番、andの位置、geographyと言い慣れない単語
The science, math, and geography discussions are on Monday morning.
The science, math, geography, and English discussions are on Monday morning.
The science, math, geography, and English discussions are on Monday morning.
パニック中に追い打ちをかけるEnglishの追加でドリル終了です。
前回のLessonEでは、ブタ・馬・鳥・牛が次々出てくる動物シリーズでした。今回のLessonFでは、化学・数学・地理・英語の教科シリーズ。
おまけに主語が複数形に変わったり、be動詞を変える練習も追加されました。
日本語だと1回で覚えられるのに、英語だと名前も順番もボロボロ。
Exercise 例2
何かモノを羅列して覚えるパターンはLessonFでまだありました。
Let’s do another Basic Sentence Expansion Drill.
先ほどと同じで、文章が長くなるシリーズです。基本の短文からスタート。
I play tennis every morning.
講師が言うのは1回のみ。
I play tennis every morning.
スポーツシリーズです。
I play tennis and basketball every morning.
I play tennis and basketball every morning.
My brother and I play tennis and basketball every morning.
brotherとI、テニスとバスケの順番も間違えてはいけません。
My brother and I play tennis and basketball every morning.
My brother and I play tennis, basketball and football every morning.
パニックタイムスタート!
andの位置にも注意です。
My brother and I play tennis, basketball and football every morning.
My brother and I play tennis, basketball, football and soccer every morning.
My brother and I play tennis, basketball, football and soccer every morning.
footballとsoccerが似てるから頭の中ぐちゃぐちゃになったところで、ドリル終了。
「朝から兄弟でどんだけ運動すんねん!」とか思う余裕は一切なし。どうしてもスポーツの順番が覚えられないんですよね。
こんな調子で、20分弱いくつものドリルを次々とこなしていきます。
時間がきて、ドリルのキリのいいところで授業終了です。
We don’t have enough time.
Great job for today.
Have a great day.
See you, bye.
Thank you. Bye!
QQEnglishでは講師が終わるタイミングを決めます。キリがいいところまでやってくれるので、中には1分ぐらい延長してくれる講師もいます。
「読む」と「話す」ではむずかしさが全然違う
REMSをやると、読めるのに話せないのは脳の使う場所が違うからと気付くことができます。
REMS Lesson F かかった時間は?
LessonFは合計11回で終了しました。
Exercise | 7回 | 175分 |
Revision Exercise | 4回 | 100分 |
合計 | 11回 | 275分 (4時間35分) |
REMSはテキストを前から順に進めて、時間が来たらキリのいいドリルで終了。次の授業は続きのドリルからはじめます。
授業がエクササイズ単位で進むわけではないですが、単純計算すると、12個のエクササイズを1回当たり1個以上進んだことになります。
前回のLessonEより進みが早かったのは、私がREMSに慣れてスピードアップしたのと、ボリュームが少なかったから。
REMS Lesson F かかった費用
REMS LessonFでかかった費用は月会費の合計7,348円のみ。REMSに追加料金は不要です。
11回受講で終わったので、1ヶ月分の月会費以下で済みました。
テキストは無料
REMSのテキストはQQEnglish会員であれば、誰でも閲覧・PDFダウンロードが可能です。
教材一覧のページからテキストを表示して、
右上のボタンからPDFをダウンロードしたり印刷したり。
私は書き込み派なので、自宅のプリンターで印刷しました。
REMS Lesson F の感想
私にとってはLessonEがREMSのスタート。本記事のLessonFは2ヶ月目です。
授業全体の流れやドリルの種類に慣れてきて、何が何だか分からない状態からは脱しました。
進みも早くなり、どうにもならず前に進めないって文章はなくなりました。
単語の並びを暗記するというよりは、講師の話す文章がメロディで記憶されるようになり、歌を再生するような感覚に変わっていきました。
自分で間違いに気付く時も、単語を忘れたというよりは、さっき聞いたメロディーにきちんと言葉がはまらないから気持ち悪いみたいな。
リテンション力(文章を暗記する力)が上がるとは、暗記力が上がることを指していると思っていましたが、そうではなく、音で英語を感じ取れるようになることなのだと気づきました。
REMS Lesson F 感じた効果
前回のLessonEから劇的に上達したわけではないですが、着実にステップアップしていることを感じることができました。
数字や曜日を英語で理解できる
3 o’clockやMonday, Tuesdayなど、単語は分かっているけど、実は頭の中では日本語で変換して理解していたことにREMSをやっていて気づきました。
講師がSaturdayと言っても、いざリピートすると「あれ?何曜日?」となるのは、Saturdayが体に染みこんでないから。
Saturdayと聞いて「土曜日」と無意識に変換していたんですよね。
LessonFでは、月・日付・曜日・時間の反復練習も多かったです。
そのため、月・日付・曜日・時間を英語で考えて英語を口にする感覚が付いてきたと思いました。
リテンション力が上がった
本文で、教科やスポーツの名前と順番を練習するドリルをご紹介しました。
このドリルのおかげで、リテンション力が上がったと実感しました。聞いた英語を頭に記憶していられる時間が延びたのです。
最初は講師に2回ぐらい追加で言ってもらってましたが、LessonFの終わりにつれ覚えやすくなっていきました。
疑問文作りに慣れた
前回のLessonEから苦しめられている疑問文変換ドリルですが、LessonFではほぼ毎回登場。
反復練習とはすごいもので、最初は主語と動詞を入れ替えるのがスムーズにできませんでしたが、徐々に疑問文では動詞→主語の順でないと気持ちが悪い状態に。
つまり、言い慣れてきたということ。
まとめ
QQEnglishで受けたREMS LessonFの内容をご紹介しました。
REMSは、スピーキング用の英語脳を作る脳トレ。
文法無視で単語を並べるだけでも英語は通じますが、正しい英語を話せるようになる反復練習です。
無料でREMSを受ける方法
英語がスラスラ話せるようになる効率のいい英語脳トレーニング「R.E.M.S」
REMSはQQEnglish以外で受けることはできません。QQEnglishの会員であれば誰でも受講できます。
追加費用は不要
REMSを受けるのに別途課金は不要です。月会費のみで受講できます。
他のテキストと受け方は変わらず、教材と講師を指定して予約するだけ。
無料体験でR.E.M.Sのレベルチェックを受けてみよう
QQEnglishの無料体験は、レッスンが2回あります。
1回目のレッスンは教材を指定できませんが、2回目のレッスンは好きなテキストを選ぶことができます。もちろんREMSも受けられます。
REMSの初回はレベルチェックテストで、どのレベルから始めるかを決めます。
無料体験の2回目のレッスンでこのレベルチェックを受けられます。
QQEnglishの無料体験申し込みに必要な情報は、
- 氏名
- メールアドレス
- 電話番号
- 生年月日
クレジットカードなど支払情報は不要。
手動で有料会員登録を行わない限り、自動更新されませんからご安心を。
登録手順は簡単。QQEnglish 公式サイトから画面の指示に従って進むだけ。
登録後すぐレッスンが受けられます。
英語ペラペラになれるメソッドをお探しなら、無料体験を利用してREMSをぜひ体験してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。