NHKラジオ英語番組『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』
2026年5月12日(火)放送分
オリジナル・ファンタジー・ストーリー
『Chips the Talking Cat Part 2』
おしゃべり猫、チップス(後編)
全文和訳してみました。直訳と意訳の間ぐらいで訳しています。
森崎ウィンさんのオープニングとエンディングトークも、書き起こししています。
お役に立てれば幸いです。
テキストには英文スクリプトのみ掲載されています。
オープニング 森崎ウィンさんのトーク
Enjoy Simple English.
森崎ウィンです。
毎週火曜日は「Short Fantasy Stories」
今回は「Chips the Talking Cat」の後編です。
前回のストーリーでは、いろいろと指図する猫のチップスに対して、主人公レンの怒りが爆発し、そのあとチップスは、姿を消してしまいました。
果たして、チップスは戻ってくるのでしょうか。
“bossy” は「偉そうな」
“yell” は「怒鳴る」という意味ですよ。
Let’s listen!
「おしゃべり猫、チップス(前編)」
Chips the Talking Cat Part 2「おしゃべり猫、チップス(後編)」
Narration (Ren):
一ヶ月経ってもチップスは戻ってこなかった。
毎日彼が恋しくてたまらなかった。
そんなある日、携帯電話にメッセージが届いた。
Ren:
え?
「おめでとうございます。
あなたの写真が猫部門で一位を受賞しました!」
Narration (Ren):
そのメッセージには、授賞式への招待も含まれていた。
俺は行く気にならなかった、チップスがもう一緒にいないのに、
だが…
*****
Presenter:
猫部門の受賞者は、レンさんと、彼の猫チップスです!
Ren:
この賞に感謝しています。
すべて私の猫のチップスのおかげです。
あの…言いづらいのですが、チップスが迷子なんです。
あちこち探しました、ですが見つかりません。
もし見かけたら、教えてください。
*****
Narration (Ren):
俺は泣き止むことができなかった。
俺たちが一緒だった時間は短かったけど、素晴らしいことだった、彼がそばにいてくれたことは。
(It is 形容詞 + ~ing.)
彼は偉そうだった、でも最高の友達だった。
Ren:
(ため息)
どうして彼に怒鳴ってしまったんだろう。
戻ってきてくれたらいいのに。
Friend 1:
あなたの猫のことみんなに知らせておくね、SNSで。
Friend 2:
寂しいなら、飲みに連れて行くよ!
Narration (Ren):
みんなのメッセージに感謝した。
そのメッセージは、俺に思わせた、友人に会って話したいと。
チップスがいなくなってから、俺はあることに気づいた。
俺はしたくて、一日中ゲームをしていたんじゃなかった。
俺は現実から逃れようとしていた。
寂しかったのに、そう言うのが怖かった。
Ren:
チップス、君は俺を変えようとしてくれていたんだな。
*****
Ren:
10km。悪くないな!
Narration (Ren):
週末、早朝ランニングに行き始めた、チップスが俺に言った通り。
俺は健康的な食事をし、必ず部屋をきれいにしておいた。
友達とも会うようにした、少なくとも週に1回は。
数ヶ月かかったけど、俺は自分が変わったと本当に感じた。
ある日、仕事から帰ると、玄関でサプライズが待っていた。
Chips:
ニャー
Ren:
チップスなのか?
あー、本当に会いたかったんだ!
戻ってくれてすごく嬉しいよ!
Narration (Ren):
それから俺はわかった、彼が友達を連れてきたのを。
Ren:
パートナーを俺に紹介するためにここへ来たのか?
Chips:
ニャー
Ren:
俺を見てよ。俺は変わったんだ。
全部君のおかげだ。
Chips:
ニャー
Ren:
待って。
行っちゃうの?
君にも新しい人生があるんだな。
そっか…ありがとう、チップス。
君は最高の友達だよ。
*****
Narration (Ren):
三ヶ月が経った、最後にチップスに会ってから。
俺はまだ週末のランニングに行っている、それに新しいランニングパートナーもいる。
彼はプレッツェルという名前の犬だ。
もちろん、まだゲームを楽しんでやっているが、今は楽しみのためだ、逃げるためじゃなく。
俺は決してチップスを忘れない、でもプレッツェルとの新しい生活が楽しみだ。
エンディング 森崎ウィンさんのトーク
チップスのおかげで、レンはほんと変わったんですね。
確かに、ランニングはね、めちゃくちゃおすすめしたい。
だから、ぜひランニングしてみてください、皆さんも。
See you tomorrow.


