NHKラジオ英語番組『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』
2026年9月16日(水)放送分
世界の偉人伝
『Edward Jenner』
エドワード・ジェンナー
全文和訳してみました。直訳と意訳の間ぐらいで訳しています。
森崎ウィンさんのオープニングとエンディングトークも、書き起こししています。
お役に立てれば幸いです。
テキストには英文スクリプトのみ掲載されています。
オープニング 森崎ウィンさんのトーク
Enjoy Simple English.
森崎ウィンです。
毎週水曜日は「Heros and Giants、世界の偉人伝」をお送りします。
今回は、天然痘のワクチンを開発した「エドワード・ジェンナー」です。
ストーリーに出てくる、
“smallpox” は「天然痘」
“cowpox” は「牛がかかる感染症」
“vaccine” は「ワクチン」という意味ですよ。
では早速、聞いてみましょう。
Edward Jenner「エドワード・ジェンナー」
病気の人の近くに行くと、自分も病気にかかることがあります。
その病気を感染症と呼びます。
例えば、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、感染症です。
ほぼ不可能だと言われています、感染症を地球からなくすことは。
ですが、知っていましたか?人類がある感染症を根絶させたことを。
それ(その感染症)は天然痘でした。
天然痘にかかると高熱が出て、多くの人が亡くなりました。
(直訳:天然痘は人々に高熱を出させ、多くの人を殺しました。)
死ななかったとしても、痕が残りました、顔や体に。
天然痘は多くの人を殺してきました、過去3,000年の間、エジプトの王であるラムセス5世、フランスの王であるルイ15世を含め。
それ(天然痘)は、世界で最大級に致死率の高い病気の一つでした。
(直訳:それは世界で最大級の殺人者の一つでした。)
ある男性が方法を見つけました、天然痘から人々を守るための、そして世界に紹介しました。
彼の名は、エドワード・ジェンナー。
ジェンナーは生まれました、イギリスのバークレーという小さな町で、1749年に。
ジェンナーは12歳のとき、医師のもとで働き始めました、医学を学ぶために。
(構文:so (that) ~)
ある日、彼は聞きました、乳しぼりの女性が言うのを、
「私は牛痘にかかったことがあるから、天然痘にはかからないの。」
牛痘は皮膚病です、人が牛から感染する、ですが天然痘ほど危険ではありません。
ジェンナーは決して忘れませんでした、その乳しぼりの女性の言葉を、後にとても重要となった(言葉を)。
1770年、ジェンナーは学びました、有名な外科医ジョン・ハンターのもとで。
ジェンナーはハンターに多くの質問をしました、牛痘について。
ハンターはこう助言しました、
「辛抱強く、正確に。」
ジェンナーは故郷へ戻りました、1773年に、そこで医師になるために。
彼はハンターの助言に従い、牛痘の研究を始めました。
彼は言葉を思い出しました、子供の頃に聞いた、乳しぼりの女性が天然痘にかからないという(言葉を)。
そこで、1796年5月、ジェンナーは彼の有名な実験を行いました。
彼は乳しぼりの女性を見つけました、手に牛痘の水ぶくれがある。
彼は液体を取り出しました、牛痘の水ぶくれから、そしてそれ(液体)を8歳の少年に入れました(接種しました)。
その少年は少し具合が悪くなりましたが、すぐ良くなりました。
それから2ヶ月後、ジェンナーは入れました(接種しました)、天然痘の水ぶくれから取った液体を、その少年に。
その少年は天然痘にかかりませんでした。
ジェンナーは報告書を書きました、ですが、多くの人が信じませんでした、それが本当だと。
そこで、彼は同じ実験を行いました、さらに多くの子供たちで。
ジェンナーはこの治療を「ワクチン」と呼びました。
ワクチン接種は最終的に受け入れられるようになり、世紀の発見となりました。
安全な方法が、あの恐ろしい病気から人々を守るための、見つかったのでした。
ジェンナーは言いました、
「私はとても嬉しかったです、解決策の一部になれたことが、世界最大の問題の一つに対する(解決策の)。」
ジェンナーの功績のおかげで、世界保健機関(WHO)は1980年に宣言しました、天然痘が根絶されたと。
彼の研究は基礎となりました、ワクチン接種や、病気を予防するための医学研究の。
エンディング 森崎ウィンさんのトーク
ジェンナーは、ウイルスそのものを利用して感染症を予防するという、画期的な方法を発見しました。
これが人類初の、ワクチンとなったんですね。
See you tomorrow.


