NHKラジオ英語番組『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』
2026年9月18日(金)放送分
英語で味わう名作舞台
『The Magic Flute Part 3』
魔笛 第3回
全文和訳してみました。直訳と意訳の間ぐらいで訳しています。
森崎ウィンさんのオープニングとエンディングトークも、書き起こししています。
お役に立てれば幸いです。
テキストには英文スクリプトのみ掲載されています。
オープニング 森崎ウィンさんのトーク
It’s Friday!
エンジョイ・シンプル・イングリッシュ。
森崎ウィンです。
金曜日は「Stories from the Stage」
今日はオペラ「魔笛」の3回目です。
無事パミーナと会えたタミーノですが、パミーナに愛される資格があるのか、さらなる試験を受けないといけません。
タミーノとパパゲーノを待ち受ける試験とは、どんなものなのでしょうか。
Let’s listen together.
前回までの「魔笛」
The Magic Flute Part 3「魔笛 第3回」
タミーノ王子はもう理解しています、夜の女王が悪で、ザラストロが善だと。
ザラストロが言います、
「私には分かっていた、パミーナが最高の女性だと、タミーノにとって。
だから私は彼女を救ったのだ、邪悪な母親から。
今知るべきは、タミーノが十分にふさわしいかどうかだ、パミーナの愛に応える。
タミーノとパパゲーノは今から試練に挑む。」
二人は暗い部屋へと連れて行かれます。
王子はパパゲーノに尋ねます、
「どこにいるか分かりますか?」
「どこにいるかは分からない、でもこれは悪い予感がするよ…」
その時、部屋が明るくなります、司祭たちが入ってきたので、火のついたたいまつを持って。
「タミーノ、あなたは戦う準備ができていますか?友情と愛のために。」
「はい、できています。」
「よろしい。パパゲーノ、あなたも戦いますか?」
「戦うのは好きじゃないんだ。
俺に必要なのは、睡眠、食べ物、飲み物だけ。
あと、愛する可愛い女性かな。」
「あなたは女性に出会うことができません、我々の試験に合格しない限り。」
「なら、俺は独身でいいさ。」
「ですが、ザラストロは女の子を見つけました、あなたのような。」
「え?彼女の名前は?」
「パパゲーナです。」
「パパゲーナ!」
「では試験の始まりです。
女性と話してはなりません、さもなければ不合格です。」
そう言うと、司祭たちは消え、代わりに、夜の女王の3人の女性(侍女)が、魔法のように現れ言います、
(in place of ~:~の代わりに)
「あの司祭たちは偽物です。
死ぬことになりますよ、彼らの仲間になれば。」
タミーノはパパゲーノに言います、彼女たちと話さぬように。
一方、パミーナ姫は別の部屋で待っています。
稲妻と雷鳴とともに、母親である夜の女王が部屋に入ってきます、手に小さな剣を持って。
「私の心は満たされている、憎悪と復讐で。
パミーナ、ザラストロを殺すのです、この剣で。
そうしなければ、お前はもはや私の娘ではない!」
「お母様、できません!」
しかし夜の女王は消えます、パミーナに剣を残して。
そこへ、ザラストロが部屋に入ってきます。
パミーナは彼に言います、
「どうか母上をお許しください。」
「すべて分かっている。
ここには復讐のための場所はない。
(ここには復讐心など入り込む余地はない。)
ここにあるのは、許しと愛だけだ。
それが、人のあるべき姿である。」
少しして、パミーナがタミーノを探していると、近くで彼の笛の音が聞こえました。
「ああ、タミーノ!
やっとあなたを見つけたわ。」
「……」
しかし、タミーノは彼女と話しません、沈黙の試験中で。
「どうして私に話してくださらないの?
パパゲーノ、教えて、どうしてタミーノが私と話してくれないのかを。」
「……」
「え、そんな。
あなたも私に話してくれないの?
愛は消えてしまったのね。
永遠になくなってしまったわ。
私、愛なしでは生きていけない。」
パミーナは歩き去ります、愛するタミーノから、涙を流し、手に剣を持って。
エンディング 森崎ウィンさんのトーク
パミーナは、タミーノとパパゲーノの試験が女性と喋らないこと、だと知らずに、
もう、Love has disappeared.
愛が消えたと勘違いしてしまいましたぁ…わー。
このあとどうなる!?
See you next Monday!



