今回はQQEnglishで受講中の『REMS Lesson E』のレッスンを再現します。
REMSとは、については以下の記事で解説しています。
QQEnglish REMSを徹底解説(音声あり)スピーキング力向上の秘密とは?
私にとってはLesson EがREMS1ヶ月目で、REMSに慣れるのにあたふたしながらがんばりました。
これまでにないスピーキング学習法で目新しさに興奮しているうちに、あっという間に終わりました。
たった1ヶ月でも効果は感じられたので、今後も続けようと決心しました。
そう思わせてくれたレッスンの様子や感じた効果などをまとめました。
- REMS Lesson Eの内容
- REMS Lesson Eの効果
- REMS Lesson Eのレッスン数・時間
- REMS Lesson Eにかかった費用
REMS Lesson E のレベル
REMSはLesson Aから始まってTまでの20ステージあります。
Lesson Eは5つ目のステージで初級。中学1年生~2年生で学んだ内容です。
初回レベルチェックでSection2判定となったため、私のREMSはLessonEから始まりました。
Section1 | Lesson A Ex.1-14 | Lesson B Ex.1-12 | Lesson C Ex.1-13 | Lesson D Ex.1-23 |
Section2 | Lesson E Ex.1-16 | Lesson F Ex.1-12 | Lesson G Ex.1-15 | Lesson H Ex.1-16 |
Section3 | Lesson I Ex.1-16 | Lesson J Ex.1-18 | Lesson K Ex.1-26 | Lesson L Ex.1-18 |
Section4 | Lesson M Ex.1-15 | Lesson N Ex.1-14 | Lesson O Ex.1-18 | Lesson P Ex.1-33 |
Section5 | Lesson Q Ex.1-15 | Lesson R Ex.1-15 | Lesson S Ex.1-14 | Lesson T Ex.1-15 |
文章の長さは5単語~12単語。テキストの終わりにつれ修飾語が増え文章が長くなり、1回で覚えるのが大変になっていきました。
ざっくり文法事項を並べると、
主な構文は、SVCかSVO
所々で文法解説もあります。講師が話す解説はテキストにも載っていますので、予習か復習時に文字でも確認できます。
単語レベルも中1~中2ですので、初めて聞く語句は少ないはず。
QQEnglishでREMS Lesson E 受けてみた
どんなレッスンだったか、実際に私が受けたレッスンを再現していきますね。
あいさつ&進捗確認
Hello! Can you see me? And hear me clearly?
見えてる?聞こえてる?
Yes.
My name’s E.
私が今日の先生 E。
What’s your name?
お名前は?
My name’s Fujiko.
Nice to meet you, Fujiko-san.
How are you today?
今日はどない?
I’m doing well, thank you.
How are you?
ええ感じやで。先生は?
I’m also good.
Thank you for asking.
私もいい感じ。ありがとう。
スモールトークをする講師なら、ここで「ご飯食べた?」とか「この後の予定は?」などから始まり2分前後軽く会話をします。
Now, let’s have your “REMS” lesson.
Are you ready?
ほな、REMS始めよか?
準備はええか?
Yes. I’m ready.
ええで、いこか。
Revision Drill
REMSは必ず「Revision Drill(リビジョンドリル)」と呼ばれる前回の復習から始まります。
REMS Revision Drill とは
前回授業で苦戦したドリルが選ばれていますので、今回の授業前に復習してから臨むのがベスト。
OK. Let’s start with your revision drills.
リビジョンドリルから始めるで。
Lesson Eの一番最初のドリルをご紹介しますね。
リテンション(文章の暗記)を鍛える代表的なパターンです。
We’ll have a repetition drill.
Let’s begin.
My father takes care of a horse and a cow.
My father takes care of a horse and a cow.
Repeat.
My father takes care of a horse and a cow.
文字で見れば簡単な文章ですが、出てくる動物と順番を2回で覚えるのが想像以上にできませんでした。
That horse has a long tail.
That horse has a long tail.
Repeat.
That horse has a long tail.
My friend has some chickens and some birds at home.
My friend has some chickens and some birds at home.
Repeat.
人や動物に気を取られ、3人称単数S、複数形Sを忘れやすいのが落とし穴
My friend has some chickens and some birds at home.
They have a pig and a sheep.
They have a pig and a sheep.
Repeat.
主語がtheyの複数形に変わったので動詞は原形。動物は1匹ずつなので冠詞aと単数形。
They have a pig and a sheep.
名前、3人称単数S、冠詞、名詞の単数/複数形など、何か1つでも間違えると、正確に言えるまで何度でもやり直しです。
On a farm, we can see some pigs, some cows, some horses, etc.
On a farm, we can see some pigs, some cows, some horses, etc.
Repeat.
文章はそっくりそのまま再現しなければならないので、動物の順番もそのままで。
On a farm, we can see some pigs, some cows, some horses, etc.
Lesson Eでは動物シリーズですが、何かモノを羅列して覚えるパターンは他のLessonでも続きます。
上ではイメージしやすいようにイラストを挟みましたが、実際の授業ではイラストはありませんので、耳だけで暗記しなければなりません。
日本語だと1回で覚えられるのに、英語だと何が出てきたか聞いたそばから忘れる…
忘れないように一生懸命覚えようと必死にがんばることで脳が鍛えられ、動物シリーズも回を重ねるごとに覚えられるようになっていきます。
Lesson Eはリテンションが全然効かず間違ってばかりだったので、Revision Drillは7分ぐらいかかりました。
Exercise
今日のメインのレッスンです。
Now, we are going to continue with Exercise E9.4.
ほな、(前回の続きの)E9.4のエクササイズからいくで。
1つのエクササイズの中で7~10のドリルをこなします。最初に進出単語や文法解説を聞き、それらを使った文章をドリルで練習します。
ドリルの種類は固定ではありませんが、下の表で「★」マーク付きはLesson Eの全エクササイズで登場し、その他のドリルはランダムで登場します。
ドリルの種類がランダムだからこそ、マンネリ化しません。
常に集中を促され、頭がフル回転し英語脳作りの脳トレに。
エクササイズの構成
- ★Vocabulary
進出単語の解説
- Grammar Focus
文法解説
- ★Repetition Drill
基本文章の練習
講師2回→生徒リピート→講師1回→生徒リピート - ★Basic Single-Slot Substitution Drill
基本文章の1語置き換え
講師1回→生徒リピート - ★Basic Sentence Expansion Drill
基本文章に1語追加し、文を長くしていく
講師1回→生徒リピート - Intermediate Single-slot Substitution Drill
基本文章の1語置き換え
講師が指示→生徒が自分で置き換える - Intermediate Sentence Expansion Drill
基本文章に語句を追加し、文を長くしていく
講師が指示→生徒が自分で適切な位置に付け足す - Transformation Drill
肯定文を疑問文に変換
- Mixed Drill
1語置き換えor1語追加をランダムに
- Pronunciation Repetition Drill
発音練習
ここでは、Lesson Eで苦労した疑問文変換ドリルをご紹介しますね。
Let’s begin with a Transformaiton Drill.
ドリルのスタート時に講師がドリル名を言います。
始めた頃はドリルの名称も聞き慣れないないので、プロレスの技ぐらいにしか思えず、何が始まるのか良く分かってませんでした。
6回目の実際のレッスン時の音声をお聞きください。
必死です笑
- The old man is on the plane. Repeat.
老人が飛行機に乗っています - The old man is on the plane.
Transform: who.
Who is on the plane? - The old man is on the plane.
Transform: where.
Where is the old man?
読めばこんなに簡単な文章なのですが、文字がなくなると難度が何倍もアップします。
こんな調子で、約15分以上いくつものドリルを次々とこなしていきます。
時間がきて、ドリルのキリのいいところで授業終了です。
ドリルの種類をLesson Eの実際のレッスン音声で紹介
We don’t have enough time.
Great job for today.
Have a great day.
See you, bye.
Thank you. Bye!
QQEnglishでは講師が終わるタイミングを決めます。キリがいいところまでやってくれるので、中には1分ぐらい延長してくれる講師もいます。
「読む」と「話す」ではむずかしさが全然違う
REMSをやると、読めるのに話せないのは脳の使う場所が違うからと気付くことができます。
REMS Lesson E かかった時間は?
Lesson Eは合計18回で終了しました。
Exercise | 13回 | 325分 |
Revision Exercise | 5回 | 125分 |
合計 | 18回 | 450分 (7時間30分) |
REMSはテキストを前から順に進めて、時間が来たらキリのいいドリルで終了。次の授業は続きのドリルからはじめます。
授業がエクササイズ単位で進むわけではないですが、単純計算すると、16個のエクササイズを1回当たり1エクササイズ進んだことになります。
REMS Lesson E かかった費用
REMS Lesson Eでかかった費用は月会費の合計7,348円のみ。REMSに追加料金は不要です。
18回受講で終わったので、ほぼ1ヶ月分の月会費のみで済みました。
テキストは無料
REMSのテキストはQQEnglish会員であれば、誰でも閲覧・PDFダウンロードが可能です。
教材一覧のページからテキストを表示して、
右上のボタンからPDFをダウンロードしたり印刷したり。
私は書き込み派なので、自宅のプリンターで印刷しました。
REMS Lesson E の感想
私にとってはLesson EがREMSのスタート。まずはREMSに慣れるための期間でもありました。
最初は、コロコロ変わるドリルも訳が分からず、何をすればいいのかを理解するだけでも精一杯。Lesson Eの終わりぐらいでようやく要領がつかめてきました。
あとはリテンション力(=英文を記憶にとどめておく)がないことを実感し、スピーキングスキルが低い原因はこれかと腑に落ちました。
講師の言う英文を聞き取ることも意味も分かります。カランを全ステージ修了しリスニング力をつけていたおかげだと思いました。
でもリピートができない。聞いたそばから「あれ何やったっけ?」となる。
つまり、聞いた英文が記憶に残らず、すぐ消えていくんですよね。
リテンションができなければ、いつまでも文字に頼らなければなりません。リテンション力をつけるためにREMSを続けていこうと決心が固まりました。
REMSは英語のハノンより難しい?
正直、REMSは「英語のハノン 初級」よりむずかしいと思いました。
難易度や文法は「英語のハノン 初級」の方が高いと思います。
なのに、なぜREMSの方がむずかしいと感じるのか。
それは、
・文章が長い
・暗記しにくい文章
・ドリルがコロコロ変わる
からだと思います。
本文でご紹介した動物シリーズもそうですが、わざと頭がごちゃごちゃになりそうな文章が用意されています。何となく全体の意味を把握した程度では、文章を再現できません。
単なるパタプラではなく、脳トレを意識して設計されているのがREMS。
いじわるな文章が散りばめられていたり、ドリルの順番の組み合わせが、「あーややこしい!」って脳が汗をかく負荷をあえてかけるように作られています。
REMS Lesson Eで感じた効果
8語を超える文章の暗記ができる
Lesson Eの途中で気付いたのは、講師が2回繰り返す間に私が覚えられる文章は7語が限界だったこと。8語を超えると、講師に「one more please」と必ずお願いしなければなりませんでした。
しかし、反復練習の効果で、Lesson Eの終盤には12語の文章も1回でリピートすることができるようになっていました。
これが12語の文章です。
My students were playing soccer in the park for two hours yesterday.
学生・サッカー・公園・2時間・昨日と、人・モノ・場所・時間を一度に全部記憶することができるようになっていました。
文法の弱点が分かる
例えば、My sister was working for eight hours on a holiday.
Lesson Eの後半の文章でリテンションは効くようになりましたが、いざ自分で再現しようとすると「onの後aいる?」と分からなくなりました。
こういう小さなつっかかりのおかげで、文法の細かなところまでスピーキングの弱いところがあぶり出されました。
疑問文作りに慣れた
カランメソッドでは肯定文ばかりでしたし、英会話でも肯定文のまま語尾を上げて質問する悪いクセがついていました。
そのため、REMSを始めたときは、疑問文作りドリル(Transformation Drill)がボロボロでした。
ですが、主語と動詞をひっくり返すパターンに言い慣れてきて、疑問文を言う苦手感が少なくなりました。
ちょっと成長した10回目の音声です。
即レスとはいきませんが、指示への反応は着実に早くなっています。
- They ate natural food. Repeat.
- They ate natural food.
Transform: who.
Who ate natural food? - They ate natural food.
Transform: what.
What did they eat?
まとめ
QQEnglishで受けたREMS Lesson Eの内容をご紹介しました。
REMSは、スピーキング用の英語脳を作る脳トレ。
文法無視で単語を並べるだけでも英語は通じますが、正しい英語を話せるようになる反復練習です。
無料でREMSを受ける方法
英語がスラスラ話せるようになる効率のいい英語脳トレーニング「R.E.M.S」
REMSはQQEnglish以外で受けることはできません。QQEnglishの会員であれば誰でも受講できます。
追加費用は不要
REMSを受けるのに別途課金は不要です。月会費のみで受講できます。
他のテキストと受け方は変わらず、教材と講師を指定して予約するだけ。
無料体験でR.E.M.Sのレベルチェックを受けてみよう
QQEnglishの無料体験は、レッスンが2回あります。
1回目のレッスンは教材を指定できませんが、2回目のレッスンは好きなテキストを選ぶことができます。もちろんREMSも受けられます。
REMSの初回はレベルチェックテストで、どのレベルから始めるかを決めます。
無料体験の2回目のレッスンでこのレベルチェックを受けられます。
QQEnglishの無料体験申し込みに必要な情報は、
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登録手順は簡単。QQEnglish 公式サイトから画面の指示に従って進むだけ。
登録後すぐレッスンが受けられます。
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最後までお読みいただきありがとうございました。