今回はQQEnglishで受講中のREMS『Lesson G』のレッスンを再現します。
REMSとは、については以下の記事で解説しています。
QQEnglish REMSを徹底解説(音声あり)スピーキング力向上の秘密とは?
- REMS LessonGの内容
- REMS LessonGの効果
- REMS LessonGのレッスン数・時間
- REMS LessonGにかかった費用
本記事では、私の授業時の音声を聞きながら、25分授業の全体の流れを実際に経験していただければと思います。
音声を聞くときは、記事の文字から目を離して耳だけで聞いて、ぜひみなさんも『REMS LessonG』のエクササイズにチャレンジしてみてください。
REMS Lesson G のレベル
REMSはLessonAから始まってTまでの20ステージあります。
LessonGは7つ目のステージで初級。中学英語の範囲です。
私は、初回レベルチェックでSection2判定でした。
そのため、私のREMSはLessonEから始まり、本記事のGは3個目です。
Section1 | Lesson A Ex.1-14 | Lesson B Ex.1-12 | Lesson C Ex.1-13 | Lesson D Ex.1-23 |
Section2 | Lesson E Ex.1-16 | Lesson F Ex.1-12 | Lesson G Ex.1-15 | Lesson H Ex.1-16 |
Section3 | Lesson I Ex.1-16 | Lesson J Ex.1-18 | Lesson K Ex.1-26 | Lesson L Ex.1-18 |
Section4 | Lesson M Ex.1-15 | Lesson N Ex.1-14 | Lesson O Ex.1-18 | Lesson P Ex.1-33 |
Section5 | Lesson Q Ex.1-15 | Lesson R Ex.1-15 | Lesson S Ex.1-14 | Lesson T Ex.1-15 |
文章の長さは5単語~14単語。
これまでのLessonE~Fと単語数は変わりませんが、文章内の情報量が増えたため暗記は大変でした。
ざっくり文法事項を並べると、
副詞の特訓が多かったです。LessonFで苦労した時間や日付の表現も複雑になりました。
より詳細を伝える文章にレベルアップしたと感じました。
主な構文は、SVCかSVOで変わらずですが、後ろに修飾語句がズラズラ続く長い文章が増えました。
所々で文法解説もあります。講師が話す解説はテキストにも載っていますので、予習か復習時に文字でも確認できます。
単語も中学レベルで初対面の単語はなかったですが、これまでの英会話で自分が使いこなせていなかったものが多かったです。
Lesson G エクササイズの構成
1つのエクササイズの中で9~10個のドリルをこなします。最初に進出単語や文法解説を聞き、それらを使った文章をドリルで練習します。
ドリルの種類は固定ではありませんが、下の表で「★」マーク付きはLessonGの全エクササイズで登場し、その他のドリルはランダムで登場します。
ドリルの種類がランダムだからこそ、マンネリ化しません。
常に集中を促され、頭がフル回転し英語脳作りの脳トレに。
エクササイズの構成
- ★Vocabulary
進出単語の解説
- Grammar Focus
文法解説
- ★Repetition Drill
基本文章の練習
講師2回→生徒リピート→講師1回→生徒リピート - ★Basic Single-Slot Substitution Drill
基本文章の1語置き換え
講師1回→生徒リピート - ★Basic Sentence Expansion Drill
基本文章に1語追加し、文を長くしていく
講師1回→生徒リピート - Intermediate Single-slot Substitution Drill
基本文章の1語置き換え
講師が指示→生徒が自分で置き換える - Intermediate Sentence Expansion Drill
基本文章に語句を追加し、文を長くしていく
講師が指示→生徒が自分で適切な位置に付け足す - ★Transformation Drill
肯定文を疑問文に変換
- ★Open Question Exercise
LessonGから新しく始まった
Do you/5W疑問文を肯定文に変えて回答する - Pronunciation Repetition Drill
発音練習
詳しくはドリルの種類をLesson Eの実際のレッスン音声で紹介
新たに始まったOpen Question Exercise。
ドリルの種類は固定かと勝手に思ってましたが、レベルが上がるにつれドリルが増えていくと知りました。
相変わらず続く疑問文変換ドリルは、LessonGでも毎回登場して特訓。
副詞が入った文章ばかりで、単にSVをひっくり返していたLessonE,Fからレベルが上がり、また苦戦しました。
QQEnglishでREMS Lesson G 受けてみた
どんなレッスンだったか、実際に私が受けたレッスンを再現していきますね。
あいさつ&進捗確認
Hello! Can you see me? And hear me clearly?
見えてる?聞こえてる?
Yes.
My name’s G.
私が今日の先生 G。
What’s your name?
お名前は?
My name’s Fujiko.
Nice to meet you, Fujiko-san.
How are you today?
今日はどない?
I’m doing well, thank you.
How are you?
ええ感じやで。先生は?
I’m also good.
Thank you for asking.
私もいい感じ。ありがとう。
スモールトークをする講師なら、ここで「ご飯食べた?」とか「この後の予定は?」などから始まり2分前後軽く会話をします。
Now, let’s have your “REMS” lesson.
Are you ready?
ほな、REMS始めよか?
準備はええか?
Yes. I’m ready.
ええで、いこか。
Revision Drill:前回の復習
REMSは必ず「Revision Drill(リビジョンドリル)」と呼ばれる前回の復習から始まります。
REMS Revision Drill とは
前回授業で苦戦したドリルが選ばれていますので、今回の授業前に復習してから臨むのがベスト。
OK. Let’s start with your revision drills.
リビジョンドリルから始めるで。
【Revision Drill 1つ目】
私の復習はほぼ毎回、苦手なTransformation Drill(疑問文変換ドリル)です。
This drill is a Transformation Drill.
実際の授業でやった復習パートをお聞きください。
下にスクリプトありますが、皆さんもまずは文字を見ず挑戦してみてください。
いかがでしたでしょうか。
前回のを思い出しながらなので「ちゃうちゃう」とか、考え込んでいる沈黙の間とか(笑)
疑問文の作り方知ってるのに、口頭だとほんとできないんですよね…
- The students are able to draw two figures of animals.
生徒たちは動物の絵を2つ描くことができます。
Repeat
The students are able to draw two figures of animals. - The students are able to draw two figures of animals.
Transform: what
What are the students able to draw? - The students are able to draw two figures of animals.
Transform: who
Who are able to draw two figures of animals. - The students are able to draw two figures of animals.
Transform: how many
How many figures of animals are the students able to draw?
【Revision Drill 2つ目】
前回の復習2つ目は、Quesiton and Answer Drillです。
Let’s have another drill.
It’s Quesiton and Answer Drill.
実際の音声をお聞きください。
- What numbers is he able to count in the book?
He is able to count the number of six in the book. - What are they able to cut into two equal parts?
They are able to cut a piece of paper into two equal parts. - How many figures of animals are the students able to draw?
The students are able to draw two figures of animals. - Which part of the book are they able to read?
They are able to read the main part of the book. - Which word is Sam able to write the correct spelling of?
Sam is able to write the correct spelling of the word “table”.
たどたどしいですが、さっきの疑問文変換よりはスムーズですよね。
いかに疑問文を口頭で言い慣れていないかが分かります。
LessonGでは5分ぐらいで復習パートが終わりました。
Exercise:メインのレッスン
今日のメインのレッスンです。
Let’s have your new Exercise.
ほな、今日のエクササイズいこか。
今回は、1つのエクササイズの頭から最後までを経験して頂こうと思います。
Repetition Drill
ドリルの始めはRepetion Drillから。
Let’s begin with a Repetion Drill.
このエクササイズの中で習う単語や構文が入った複数の文章を練習します。
最初から完璧に言えないのは当然で、
このRepetition Drillでは
・このパートはこんな型の文章を練習するのだなと把握する
・言いにくかった文章=弱点を把握する
のが目的です。
では、実際の音声をお聞きください。
今回のエクササイズの課題は、副詞と時間です。
- I always drink coffee at lunchtime.
- We often think about traveling in the future.
- They always have a hard time remembering dates.
- She calls me daily.
- My mother and father often meet here at three o’clock.
- My mother often takes a walk shortly after lunch.
- We often think about what will happen in the future.
- We often took the train two years ago.
- I never called this number yesterday.
- He never calls me in the evenings.
- I usually go to bed at a quarter to 10 p.m.
すぐリピートできた文章と、つっかえた文章と、反応に差があるのに気付かれたかと思います。
1つの文章につき基本は、講師2回→生徒1回→講師1回→生徒1回ですが、1回目が正確にリピートできていたら、講師も次の文章へ進んでいます。
上のスクリプトの青字の文章はリテンション力が効いてなかったですね。つまり今の弱点です。
単語・フレーズ・文法が自分のものになっていない文章は必ずつっかえます!
Basic Single-slot Substitution Drill
ここから本格的な反復練習です。
Let’s have Basic Single-slot Substitution Drill.
構文はそのままで名詞や時間が入れ変わるだけなので、適度に脳に負荷をかけながら、同じ型の文章を反復し定着させます。
では、実際の音声をお聞きください。
- Sarah and Claire often meet here at five o’clock.
- They often meet here at five o’clock.
- They often drink coffee at five o’clock.
- They often drink tea at five o’clock.
- They never drink tea at five o’clock.
スムーズでしたね。どこが置き換わったか1回で理解できるようになっています。
Basic Sentence Expansion Drill
次は情報を付け足して、どんどん文章を長くしていきます。
Let’s have Basic Sentence Expansion Drill.
このドリルのおかげで、長い文章も暗記できるようになっていきます。
では、実際の音声をお聞きください。
- I always drink coffee in the morning.
- I always drink coffee at seven o’clock in the morning.
- I always drink coffee at seven o’clock in the morning and at lunchtime.
- I always drink coffee at seven o’clock in the morning, at lunchtime and at about four o’clock.
- I always drink coffee at seven o’clock in the morning, at lunchtime and at about four o’clock in the afternoon.
「朝7時、お昼休み、午後4時を英語で覚えるのが大変!」と伝わりましたでしょうか。
4つ目の文章聞き終わって一瞬あきらめて笑ってますね…おまけに「何時やったっけ?」と言うとりますが(笑)
数字や時間が英語で体に染みこんでない証拠です。
時間に気を取られ、前置詞・and・aboutなど細かな情報が抜けるのもリテンション力&英作文力の弱さを表わしていますね。
でも、繰り返しいるうちにつっかえなくなったのが、克服した合図です。これが反復練習の成果!
Intermediate Single-slot Substitution Drill
ここからは応用編です。
講師のリピートじゃなくて、自分の力で英語を組み立てます。
Let’s have Intermediate Single-slot Substitution Drill
ドリルの名前が大げさですが、さっきの1語置き換えを自分でやるのがIntermediate(中級)。
文章の暗記をしながら語句の入れ替えですので、文法が身についていないと正解できません。
このドリルのおかげで、文法の型を身につけることができます。
では、実際の音声をお聞きください。
3つ目の文章では、
・講師が間違えて答えを先に言った
・私が咳払いして気がそれた
これが重なってmilkかcoffeeか分からなくなっています。
一瞬でも集中力が途切れるとアウトです。
- I often drink milk at eight o’clock.
Repeat
I often drink milk at eight o’clock. - I often drink milk at eight o’clock.
Change: we
We often drink milk at eight o’clock. - We often drink
milkcoffee at eight o’clock.Change: coffee
We often drink coffee at eight o’clock. - We often drink coffee at eight o’clock.
Change: always
We always drink coffee at eight o’clock. - We always drink coffee at eight o’clock.
Change: six o’clock
We always drink coffee at six o’clock. - We always drink coffee at six o’clock.
Change: they
They always drink coffee at six o’clock.
副詞や時間をコロコロ入れ替える練習が脳トレになり、自分で英作文するときも自然とこの型で話せるよう構文が身につきます。
終わりのあいさつ
上に出てきたドリルやTransformation Drill(疑問文変換)、発音練習など、約10個のドリルを15~20分間休憩なしにやり続けて、時間がくるとキリのいいところで授業終了です。
We don’t have enough time.
Great job for today.
Have a great day.
See you, bye.
Thank you. Bye!
QQEnglishでは講師が終わるタイミングを決めます。キリがいいところまでやってくれるので、中には1分ぐらい延長してくれる講師もいます。
「読む」と「話す」ではむずかしさが全然違う
REMSをやると、読めるのに話せないのは脳の使う場所が違うからと気付くことができます。
REMS Lesson G かかった時間は?
LessonGは合計17回で終了しました。
Exercise | 12回 | 300分 |
Revision Exercise | 5回 | 125分 |
合計 | 17回 | 425分 (7時間5分) |
REMSはテキストを前から順に進めて、時間が来たらキリのいいドリルで終了。次の授業は続きのドリルからはじめます。
授業がエクササイズ単位で進むわけではないですが、単純計算すると、15個のエクササイズを1回当たり1個以上進んだことになります。
授業中にこなすドリル数が増えたということは、REMSも3ヶ月目になりスムーズさがアップしたからだと思います。
REMS Lesson G かかった費用
REMS LessonGでかかった費用は月会費の合計7,348円のみ。REMSに追加料金は不要です。
17回受講で終わったので、ちょうど1ヶ月分の月会費(月16回プラン)で済みました。
テキストは無料
REMSのテキストはQQEnglish会員であれば、誰でも閲覧・PDFダウンロードが可能です。
教材一覧のページからテキストを表示して、
右上のボタンからPDFをダウンロードしたり印刷したり。
私は書き込み派なので、自宅のプリンターで印刷しました。
REMS Lesson G の感想
私のREMSのスタートはLessonE。本記事のLessonGは3ヶ月目です。
LessonGのセンテンスは、LessonE,Fの応用練習でした。
時間や年月日が入った文章や、副詞の練習が多く、全部入りの文章がたくさん登場し、総仕上げでしたね。
音声も聞いていただきましたが、完全に止まってしまう文章はかなり減ったため、3ヶ月目でもREMSによってリテンション力が上がったことはしっかりと実感することができました。
REMS Lesson G 感じた効果
数字を英語のまま覚えられるようになった
前回のLessonFで苦しんだ時間や日付の暗記。
8を「ハチ」
afternoonは「午後」
1986は「せんきゅーひゃくはちじゅうろく」
と、無意識で脳内で日本語変換して理解するクセをREMSが矯正してくれたようでした。
eightと聞こえたら「8」
afternoonも「afternoon」
1986は「nineteen eighty-six」
と、英語のまま暗記して理解できるし、スピードも上がったと思います。
ちなみに、年月日のリテンション強化のためか、こんなドリルが始まった時は白目むきました笑
- He was born in Japan on July 3, 1986.
- She was born in the Philippines on July 3, 1986.
- She was born in Tokyo on January 2, 1998.
- He was born in Manila in December.
- He went on a holiday to Manila in November.
- She went on a holiday to London on November 5.
- She went on a holiday to Cebu in October.
- They went on a holiday to New York on May 4.
この文章もいろいろなドリルで練習したおかげで、次の授業の復習パートでは止まらず言えるようになっていました。
リテンション力が上がった
当然、回を重ねるにつれ文章のレベルが上がってきているわけですが、何とか付いていけているし、全く覚えられない文章が3ヶ月前より減りました。
音声でも聞いていただきましたが、訳が分からずどうしても覚えられない文章はLessonGの中でもいくつかありましたが、体に染みこんでない文章があぶりだされたということ。
REMSのおかげで弱点つぶしが、確実にできるのが嬉しかったです。
LessonEでは「There are some sheep , some chickens, and some birds on the farm.」と動物の名前と順番が全く覚えられませんでした。
それが3ヶ月目のLessonGでは「I always drink coffee at seven o’clock in the morning, at lunchtime and at about four o’clock in the afternoon.」こんな長い文章が覚えられるようになったのです。
疑問文作りに慣れた
相変わらず苦手ですが、ほんの少しずつでも疑問文へ変換する要領がつかめているのは、手ごたえを感じられました。
まとめ
QQEnglishで受けたREMS LessonGの内容をご紹介しました。
3人称単数Sや複数形Sの練習は卒業し、文章に情報量を増やしていくステップへ上がりました。
REMSは、スピーキング用の英語脳を作る脳トレ。
文法無視で単語を並べるだけでも英語は通じますが、正しい英語を話せるようになる反復練習です。
ゲームを攻略するように、弱点を確実に倒して自分のレベルアップを実感できます。
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REMSはQQEnglish以外で受けることはできません。QQEnglishの会員であれば誰でも受講できます。
追加費用は不要
REMSを受けるのに別途課金は不要です。月会費のみで受講できます。
他のテキストと受け方は変わらず、教材と講師を指定して予約するだけ。
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QQEnglishの無料体験は、レッスンが2回あります。
1回目のレッスンは教材を指定できませんが、2回目のレッスンは好きなテキストを選ぶことができます。もちろんREMSも受けられます。
REMSの初回はレベルチェックテストで、どのレベルから始めるかを決めます。
無料体験の2回目のレッスンでこのレベルチェックを受けられます。
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最後までお読みいただきありがとうございました。