NHKラジオ英語番組『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』
2026年6月11日(木)放送分
保健室ものがたり
『Nosebleed』
鼻血のトリセツ
全文和訳してみました。直訳と意訳の間ぐらいで訳しています。
森崎ウィンさんのオープニングとエンディングトークも、書き起こししています。
お役に立てれば幸いです。
テキストには英文スクリプトのみ掲載されています。
オープニング 森崎ウィンさんのトーク
Enjoy Simple English.
森崎ウィンです。
毎週木曜日は「Health Talks at school、保健室ものがたり」
今日は「Nosebleed、鼻血の話」です。
朝、家で鼻血が出たケンタ、お母さんが付き添い、登校しました。
廊下で出会った養護の加藤先生に、お母さんが鼻血について相談します。
正しい鼻血の対処法とは?
ストーリーに出てくる、
“vein” は「血管」
“bow” は「お辞儀」
“pinch” は「つまむ」のことですよ。
では、早速聞いてみましょう。
Nosebleed「鼻血のトリセツ」
Narration:
母親と(小学)2年生が廊下を歩いています。
彼らは養護教諭の加藤先生に会います。
Mrs. Kato:
おはよう、ケンタ。
どうして今日はお母さんが一緒なの?
Kenta:
今日は学校に遅れました、今朝ひどい鼻血が出たので。
それで、お母さんが連れてきてくれたんです。
Mrs. Kato:
今はもう大丈夫?
Kenta:
はい、加藤先生。
Mother:
ケンタ、お母さんは加藤先生とお話がしたいから、もう教室に行ったら?
いってらっしゃい!
Kenta:
わかった、お母さん。
またね、加藤先生。
Mother:
加藤先生、ケンタは今朝顔を洗っていて、突然鼻血が出てしまって(直訳:鼻が出血し始めて)。
少しうろたえました、血の量がとても多くて。
Mrs. Kato:
心配ないですよ。
子供たちはよく朝に鼻血が出ます。
Mother:
それは知りませんでした。
どうしてですか?
Mrs. Kato:
鼻の内側が乾燥してしまうんです、寝ている間に。
それに、子供たちが朝、鼻をほじることがありますよね。
それが鼻血の原因なんです。
Mother:
なるほど。
ケンタの鼻血が出た時、ティッシュペーパーを詰めたんです。
出血が止まったと思ったので、ティッシュを取り出しました、でもまた出血が始まってしまいました。
Mrs. Kato:
残念ながら、それは間違いなんです、多くの人がする。
鼻の内側が再び出血し始めるかもしれません、ティッシュを取り出すと。
Mother:
このたび教訓を得ました。
Mrs. Kato:
それで、何をされましたか、ケンタくんの鼻から出血し始めた直後に?
Mother:
えっと、ケンタの頭を後ろに倒して、ケンタに言いました、鼻の上部に圧力をかける(押さえる)ように。
Mrs. Kato:
それはもうひとつのよくある間違いです。
頭を後ろに倒すことで出血は止まりません。
血を喉へ流してしまうだけです。
Mother:
それでは、正しい方法は何でしょうか?
Mrs. Kato:
頭を後ろに倒すのではなく、前に倒してください、小さなお辞儀のように。
(構文:not a but B)
Mother:
あら!
私はすべて間違ったことをしていました。
Mrs. Kato:
鼻の中の多くの血管は、鼻の穴の近くに位置しています。
そこが、ほとんどの出血が起こる場所です。
Mother:
なるほど。
だから、私がしていた圧迫も、効果がなかったんですね。
Mrs. Kato:
そうです。
出血を止めるためには、鼻の下部をつまんで、約10分間そうしておくのが良いです。
Mother:
何をすべきかわかって良かったです。
もう一つ質問があります。
息子は鼻血を出しています、今週すでに3回も。
医者に診せに連れて行ったほうがいいでしょうか?
Mrs. Kato:
ご心配なら、そうしてください。
ところで、ケンタくんは何かアレルギーはありますか?
Mother:
あります。
鼻水が出ます、アレルギー反応が出ると。
Mrs. Kato:
それは納得がいきますね。
もしアレルギーがあると、鼻の内側の皮膚の壁が、通常より弱くなり、そしてそれが原因になります、鼻血が出やすくなる。
Mother:
わかりました。
かかりつけのお医者さんに話してみます、そのことを。
アドバイスありがとうございました、加藤先生。
Mrs. Kato:
いつでもどうぞ。
エンディング 森崎ウィンさんのトーク
これ勉強になるな。
鼻血を止めるためには、頭を後ろではなく、前にお辞儀するようにして、鼻の下の方を押さえればいいって言ってましたね。
See you tomorrow!


