NHKラジオ英語番組『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』
2026年6月12日(金)放送分
英語で味わう名作舞台
『The Nutcracker Part 2』
くるみ割り人形 第2回
全文和訳してみました。直訳と意訳の間ぐらいで訳しています。
森崎ウィンさんのオープニングとエンディングトークも、書き起こししています。
お役に立てれば幸いです。
テキストには英文スクリプトのみ掲載されています。
オープニング 森崎ウィンさんのトーク
It’s Friday!
Enjoy Simple English.
森崎ウィンです。
毎週金曜日は「Stories from the Stage」
今日は「くるみ割り人形」の第2回です。
クリスマスにもらった大切なくるみ割り人形が壊れてしまい、心配なマリー。
その日の真夜中、壁の隙間に、無数に光る小さな目が現れ、突如、ネズミたちとの戦いが始まります。
さあ、どうなるでしょうか。
ストーリーに出てくる、
“cupboard” は「食器棚」
“revenge” は「復讐」
“faint” は「気を失う」のことですよ。
それでは、聞いてみましょう。
前回までの「くるみ割り人形」
The Nutcracker Part 2「くるみ割り人形 第2回」
時計が12時を打ちました、ジルバーハウス家で。
マリーは怯えていました、ひっかき音と時計の音に。
彼女が部屋から走り逃げようとした時、名付け親のドロッセルマイヤーを見ました、彼は時計のてっぺんに座っていました。それとも、彼女は本当に見たのでしょうか?
マリーは言いました、
「そこで何をしているの?」
それからマリーは小さな目が光っているのを見ました、壁の穴から。
すぐに何百匹ものネズミが出てきて、整列しました、戦場の兵隊のように。
突然、ネズミの王様が現れました。
7つの頭を持ち、7つの金の王冠をかぶっていました。
驚いて、マリーは後ろに飛びのき、肘をぶつけました、食器棚に。
ガラスが割れ、ガラスで腕に切り傷ができました。
(直訳:彼女はガラスを割り、それが彼女の腕を傷つけました。)
それから彼女は聞きました、叫んでいる声を、食器棚から。
「戦闘準備!」
「敵だ!」
マリーは見ました、すべての人形やおもちゃが動いているのを。
そして、くるみ割り人形がベッドから飛び出して、叫びました。
「あわれなネズミの王よ、今夜がその夜だ。
友よ、もし私を愛しているなら、私に続け!」
ピエロと操り人形たちが答えました、
「私たちはあなたと共にいます、生死を問わず!」
「私たちは勝つか死にます、あなたと共に!」
マリーの美しく新しい人形が彼(くるみ割り人形)に言いました、
「こんなことをする必要はありません。
私たちは知っています、あなたが勇気に満ちていることを。」
しかし、くるみ割り人形は飛び降り、食器棚から床へと、おもちゃの軍隊に加わりました。
トランペットとドラムの音が聞こえてきました。
人形と兵隊たちは位置につき、ネズミの王様は戦闘開始の合図を出しました。
マリーは何が起きているのか見えませんでしたが、聞こえました、くるみ割り人形が部下たちを率いているのが。
しかし、とにかくネズミの数が多すぎました。
くるみ割り人形に勝ち目はありませんでした。
2匹のネズミが彼(くるみ割り人形)を捕まえました。
ネズミの王様が言いました、
「生け捕りにしろ。
彼が私の母を殺したんだ。
私は復讐をしなければならない!」
マリーはもう見ていられませんでした。
「ああ、かわいそうなくるみ割り人形。死なないで!」
そしてマリーは片方の靴を脱ぎ、投げました、彼女が持つすべての力で(全力で)。
靴はネズミの王様に当たりました、そして埃の中へと転がっていきました。
すると、ネズミの軍隊とおもちゃの人形たちが、すべて消え去りました。
まるで魔法のようでした。
マリーは気を失いました。
*****
マリーが目を覚ますと、ベッドに横たわっていました、窓から朝日が明るく輝いている中で。
マリーは母親を見て、たずねました、
「ネズミはみんないなくなったの?」
「ネズミ?何の話をしているの?
昨夜あなたを見つけた時、床に横たわっていたのよ。
人形、兵隊、ジンジャーブレッドクッキーがあって、あなたの周りに。
腕の中にくるみ割り人形を抱いてたわ、でも片方しか靴を履いてなかったの。」
マリーは説明しようとしましたが、誰も彼女の話を信じませんでした。
エンディング 森崎ウィンさんのトーク
ネズミの王様が、
“He killed my mother. I must have revenge.”
「彼が母を殺したんだ。復讐しなければならない。」
って言ってましたけど、これどういうことなんでしょうかね。
See you next week!


