NHKラジオ英語番組『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』
2026年7月10日(金)放送分
英語で味わう名作舞台
『The Firebird Part 2』
火の鳥 第2回
全文和訳してみました。直訳と意訳の間ぐらいで訳しています。
森崎ウィンさんのオープニングとエンディングトークも、書き起こししています。
お役に立てれば幸いです。
テキストには英文スクリプトのみ掲載されています。
オープニング 森崎ウィンさんのトーク
It’s Friday!
This is Morisaki Win for Enjoy Simple English.
毎週金曜日は「Stories from the Stage、英語で味わう名作舞台」
今日は、バレエ作品「火の鳥」の第2回です。
魔王カスチェイの庭に迷い込んだIvan王子は、火の鳥から特別な力が宿る羽をもらい、そのあと、13人のプリンセスに出会いました。
カスチェイは何者で、また、なぜプリンセスたちは捕らわれているのでしょうか。
ストーリーに出てくる、
“bush” は「茂み」
“palm” は「手のひら」ですよ。
それでは、聞いてみましょう。
前回までの「火の鳥」
The Firebird Part 2「火の鳥 第2回」
邪悪な魔法使いカスチェイの庭で、13人の美しい王女たちが城から出てきました。
彼女たちは静かに動いていました、しかし優雅で上品に。
イワンは思いました、
「彼女たちは何者なんだろう。
それに、ここで何をしているんだろう?こんな悲しく暗い場所で。」
イワンは彼女たちに話しかけたかったのですが、止まりました、彼女たちが金のリンゴの木に向かっているのを見て。
13人の王女たちは始めました、金のリンゴを摘み、それらを空中に投げ、ダンスを(始めました)。
それは最高に美しいダンスでした、彼がこれまで見てきた中で。
その時突然、リンゴの一つがイワンの方へと転がり、彼の足元で止まりました。
「彼女たちに返そう。」
彼は地面からリンゴを拾い上げ、茂みから出てきました。
王女たちは驚き、立ち尽くしました。
(動かずに立っていました)
しかし、王女たちの中で最も美しいツァレヴナは、微笑みました、イワンの目を見つめながら。
「誰もがカスチェイを恐れてる、
彼は邪悪な魔法使いだから、殺されることがない(邪悪な魔法使い)。
この方はきっと王子だわ。
勇気に満ちあふれているのね、この庭に入るなんて。」
イワンは深くお辞儀をしました、そして王女もお辞儀を返しました、同じように。
彼は手のひらにリンゴを乗せ、差し出しました。
「きっとこれはあなたのものですね。」
ツァレヴナはゆっくりと腕を上げ、彼の手からリンゴを取りました。
12人の王女たちが一列に並びました、彼女の後ろに。
ツァレヴナを先頭に、彼女たちはお辞儀をしました、深く上品に、一人ずつ。
それはまるでお礼を言っているかのようでした。
イワンは尋ねました、
「私と踊ってくれませんか?」
ツァレヴナは後ずさりしました。一度、そして二度。
しかしついに、イワンとツァレヴナは一緒に踊りました、12人の王女たちと共に。
しばらくの間、庭のすべてが平和でした。
ダンスが終わりを迎え、イワンとツァレヴナはお互いの目を見つめ合いました。
二人はキスせずにいられませんでした。
(cannot help but do = cannot help ~ing)
ちょうどその時、二人の幸せは突然終わりました。
朝が訪れようとしていました。
ツァレヴナは言いました、
「王子様、ここは恐ろしい魔法使いカスチェイの庭です。
もし彼があなたを見つけたら、彼はあなたを石に変えてしまいます。
すぐに逃げてください!」
「私のそばにいてください、王女。」
「できません。
まもなく朝になります、
私たちは城へ戻らなければなりません。」
イワンは見守ることしかできませんでした、13人の王女たちが城へと歩いて戻るのを。
やがて、門が閉じました。
イワンは思いました、
「彼女たちを助けなければ。
彼女を取り戻さなければ!」
イワンは深呼吸し、門に向かって走りました。
力強く門を開け、城の中に足を踏み入れました。
突然、恐ろしく身の毛のよだつような音が、辺りを満たしました。
見たこともない生き物たちが闇の中から現れ、彼を囲みました。
エンディング 森崎ウィンさんのトーク
13人のプリンセスのひとりTsarevnaとIvan王子、なんとキスしちゃいましたね。
しかし、Tsarevnaが言います。
魔王カスチェイに見つかると、あなたも石にされると。
それでも、城に足を踏み入れたIvanは見たこともない生き物たちと遭遇します。
さてどうなる?
See you next week!


