NHKラジオ英語番組『エンジョイ・シンプル・イングリッシュ』
2026年6月16日(火)放送分
オリジナル・ファンタジー・ストーリー
『The Flying Futon Part 1』
空飛ぶ布団(前編)
全文和訳してみました。直訳と意訳の間ぐらいで訳しています。
森崎ウィンさんのオープニングとエンディングトークも、書き起こししています。
お役に立てれば幸いです。
テキストには英文スクリプトのみ掲載されています。
オープニング 森崎ウィンさんのトーク
It’s time for Enjoy Simple English.
森崎ウィンです。
毎週火曜日は、2話完結でオリジナルのファンタジーをお届けします。
今週と来週は「The Flying Futon」というお話です。
主人公は12歳の少女、アミ。
ある日、古い布団を干したところ、その布団が突然しゃべり出し、
「自分は空飛ぶ布団だ!」
と言ったのでした。
アミは、魔法の布団に乗って、どんな冒険をするのでしょうか。
早速、聞いてみましょう。
The Flying Futon Part 1「空飛ぶ布団(前編)」
Ami:
わー、ここはすごいたくさんの物がある。
古いカセットテープ…本…フィルムカメラまである。
Mother:
アミ、お昼ご飯よ。
もう終わったの?
Ami:
すぐ行く!
もー、おじさんが来るのは嬉しいけど、どうして私がおじいちゃんの古い布団を見つけて、干さなきゃいけないの?
あれ、これ何?
写真のアルバム?
おじいちゃん、すごく若い!この写真の中の。
待って。
背景の塔が東京タワーじゃない。パリのエッフェル塔だ!
それに、写真がある、ニューヨークの自由の女神、ハワイのビーチ、中国の万里の長城。
おじいちゃんはこの場所全部、旅行したのかな、仕事で。
もっと彼(おじいちゃん)と話しておけばよかった…
Mother:
アミ!
Ami:
もうちょっと待って!
あ、ここに布団があった。
カバーがかかってる、だからきれいなはずね。
(布団をベランダへ運ぶ)
布団さん、どうぞ必要なだけ日差しを浴びてね!
*****
Ami:
3時間くらい経ったよね…
わあ、布団がずっとぶ厚くて柔らかくなってる!
太陽ができることって素晴らしいのね。
(中へ運ぶ)
じゃあ、横になろっかなあ、快適か確かめるために。
あー、雲の上にいるみたい…
(あくびをする)
ちょっと目を閉じよう、5分だけ…
(数時間後)
えっ?外が暗い。今何時?
Futon:
午後7時です。
Ami:
誰が言ったの?
Futon:
私です、布団です。
Ami:
ふ…ふとん?!
Futon:
はい。
あなたは少し似ていますね、私の友達のサブロウさんに。
Ami:
サブロウ?
彼は私のおじいちゃんです。
6年前に亡くなりました。
Futon:
え?それはなんてことだ。
あんなに良い友達だったのに。
今分かりました、なぜ彼がやめたのか、私のところに訪れるのを。
Ami:
信じられない、布団が話しているなんて。
Futon:
それで全部ではありませんよ、私ができることは。
つかまってください!
Ami:
わー!私…浮いてる?
Futon:
その通りです。
私は空飛ぶ布団です。
サブロウさんと私は世界中を旅したんです、一緒に。
Ami:
ああ、だからたくさんの写真があったんですね、有名な場所の。
Futon:
それで、あなたのお名前は?
Ami:
私?私はアミです。
Futon:
はじめまして。おいくつですか?
Ami:
12歳です。
Futon:
それでは、アミさん、どこへ行きたいですか?
Ami:
えっと、空から街を見てみたい。
Futon:
いいとも!
しっかりつかまってください、落ちないように。
(構文:so (that)~)
さあ、行きましょう!
Ami:
キャー!
すごい!
すごく自由な気分。
それに、下にある街を見て。
きらきら光る明かりが宝石みたい。
Futon:
気に入ってもらえて嬉しいです。
それで、次はどこへ行きましょうか?
どこでも行けますよ。
Ami:
どこでも?
じゃあ、ハワイはどう?
Futon:
ハワイに決定!
さあ出発だ!
Ami:
キャー!
エンディング 森崎ウィンさんのトーク
Off we go!
さあ出発だ!
って言って、行っちゃいましたね。
わっいいなー、アミちゃん!
俺も空飛ぶ布団、乗りたい!ハワイ行きたい!
See you tomorrow!

